臨床放射線 69巻4号 (2024年7月発行)

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特集　悪性リンパ腫の画像診断：間違えやすい疾患との鑑別のポイント

中枢神経豊田　圭子 69巻4号 , 2024年7月 , pp.429-437

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中枢神経系には従来ないと思われていたリンパ流としてglymphatic systemが近年解明され，中枢神経系に生じるリンパ腫にもさらに関心が集まっている。中枢神経系のリンパ腫は実質内と髄膜からの発生があり，孤発あるいは多発病変として発現する。したがって，中枢神経原発かあるいは他臓器全身からの転移か，に区別する必要がある。画像診断は全身を検索することによりその役割も果たす。

頭頸部武政　尚暉 , 齋藤　尚子 69巻4号 , 2024年7月 , pp.439-447

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悪性リンパ腫は，頭頸部悪性腫瘍の中で扁平上皮癌に次いで多い疾患であり，日常診療で遭遇する頻度の高い疾患である。頭頸部悪性リンパ腫の発生部位はWaldeyer扁桃輪や鼻腔，副鼻腔，眼窩，リンパ節，唾液腺，甲状腺などと多岐にわたり，画像所見は多彩である。本稿では，頭頸部における悪性リンパ腫の所見と鑑別疾患との診断ポイントを中心に述べる。

肺・縦隔冨永　理喜 , 山崎　元彦 , 八木　琢也 , 布澤　悠磨 , 石川　浩志 69巻4号 , 2024年7月 , pp.449-455

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縦隔の悪性リンパ腫は前，中，後縦隔のいずれにも発生するが，特に前縦隔に好発し，他の前縦隔腫瘍との鑑別が問題となる。

乳腺八嶋　夕絵 , 藤岡　友之 , 久保田　一徳 69巻4号 , 2024年7月 , pp.457-462

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悪性リンパ腫は，乳房に波及する血液悪性腫瘍のうち最多の疾患であるが，その発生率は乳房悪性病変のうちの0.004～0.5％程度とまれな疾患である^1）。

肝胆膵青沼　宇倫 , 藤永　康成 69巻4号 , 2024年7月 , pp.463-471

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節外性臓器である肝胆膵の原発性悪性リンパ腫はまれであり，その悪性リンパ腫病変の多くは続発性である。

消化管南條　勝哉 , 西牟田　雄祐 , 鶴丸　大介 , 鳥巣　剛弘 , 石神　康生 69巻4号 , 2024年7月 , pp.473-482

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消化管悪性リンパ腫は消化管悪性腫瘍の約1～2％と頻度は低いものの，悪性リンパ腫でみれば消化管はすべての節外リンパ腫の約40％を占めており，実臨床では比較的遭遇することも多い。臓器別では胃が最も多く（50～60％），次いで小腸（20～30％），大腸（5～15％）の順で，食道のものはまれ（＜1％）である^1）。これは食道が他の消化管と比較して，リンパ網内系組織が少ないためとされる。

腎・泌尿器・生殖器領域宗近　次朗 , 金井　貴宏 , 大石　万里 , 梅景　知大 , 上原　千咲 , 髙松　紘子 , 佐伯　美帆 , 萩原　遼太 , 牧田　真弥 , 扇谷　芳光 69巻4号 , 2024年7月 , pp.483-493

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腎泌尿器系は造血器系に次いで2番目に悪性リンパ腫の節外浸潤に侵されやすく，特に腎臓において最も頻度が高い^1）2）。腎原発の悪性リンパ腫は節外リンパ腫の1％未満とまれである^3）。一方で続発性の腎悪性リンパ腫は剖検で見つかることが多く，節外リンパ腫の最大38％にみられるとされ，大部分が全身性疾患からの血行性転移あるいは後腹膜リンパ節からの直接浸潤によるものである^4）5）。腎悪性リンパ腫の頻度は比較的高いにもかかわらず，リンパ腫と診断された患者のうち，画像的に腎の異常が検出されるのは10％未満であり^6），異常がみられない場合においても潜在的なリンパ節浸潤の可能性があると考えられる^7）。組織型はいずれにおいても中悪性度以上のB細胞性非ホジキンリンパ腫が多く，ホジキンリンパ腫はまれである^5）8）9）。

婦人科領域坪山　尚寛 , 上野　嘉子 , 戎　直哉 , 今岡　いずみ , 村上　卓道 69巻4号 , 2024年7月 , pp.495-500

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悪性リンパ腫の画像診断は不要な手術を避けるために重要であるが，婦人科領域ではかなりまれで，しばしば鑑別から抜け落ちてしまう。さらに，婦人科領域の悪性リンパ腫は幅広い年齢に発生するため，年齢から診断に迫ることができない。本稿では，子宮・卵巣の悪性リンパ腫を診断するポイントと鑑別疾患について解説する。

骨軟部大木　望 69巻4号 , 2024年7月 , pp.501-509

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悪性リンパ腫は全身疾患であり，骨病変や皮膚・軟部組織の病変として遭遇する機会は少なくない。すでにリンパ腫と診断されている場合や，リンパ節病変・その他の臓器病変が認められる場合は診断に迷うことは少ないが，骨軟部領域から発症した場合は種々の皮膚疾患や骨軟部腫瘍との鑑別は難しくなる。しかし治療法や予後などがまったく異なるため，画像所見から悪性リンパ腫の可能性を挙げ，適切な生検や病理診断へとつなげることが重要である。

診療

子宮頸癌術後照射における骨盤リンパ節領域に対する放射線治療計画支援プログラムの自動描出機能の使用経験山下　倫太朗 , 荒牧　修平 , 朝生　智之 , 若林　紘平 , 平田　真則 , Wenxin　Li , 坂本　昌隆 , 矢田　隆一 , 小西　憲太 , 中村　和正 69巻4号 , 2024年7月 , pp.511-515

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子宮頸癌術後の再発リスク因子として，骨盤リンパ節転移や子宮傍組織浸潤，頸部間質浸潤，腫瘍径や脈管侵襲などが挙げられる。これらの因子の中で，骨盤リンパ節転移陽性例や子宮傍組織浸潤陽性例は再発高リスク群とされ，同時化学放射線療法が標準治療として推奨される^1）。従来，術後照射として全骨盤照射が施行されてきたが，近年では有害事象を減らす目的で強度変調放射線治療（intensity modulated radiation therapy：IMRT）が適用されることが多くなってきた^2）。しかし，照射範囲において骨盤リンパ節領域の臨床的標的体積（clinical target volume：CTV）やリスク臓器の輪郭作成には多くの時間を必要とする。

症例

子宮腺肉腫の1例長岡　繁 , 中園　貴彦 , 高柳　幸穂 , 山口　健 , 江頭　玲子 , 甲斐　敬太 , 横山　正俊 , 入江　裕之 69巻4号 , 2024年7月 , pp.517-522

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子宮腺肉腫は，ClementとScullyによって報告されたミュラー管由来の良性上皮成分と低悪性度の肉腫成分からなるまれな上皮性・間葉性混合腫瘍である^1）。腺肉腫には低悪性度のものと，一部に上皮成分を伴わない高悪性度の肉腫成分の増殖がみられるものがあり，これが腫瘍の25％以上を占める場合には肉腫成分の過剰増殖（sarcomatous overgrowth：SO）を伴う腺肉腫と呼ばれる^2）。子宮腺肉腫の画像所見についてまとまった報告はなく，拡散強調像やdynamic studyを含めたMRI所見の報告は限られている。今回我々は，SOを伴わない子宮腺肉腫の1例のMRI所見について報告する。

CTと超音波の所見に顕著な乖離を認めた癒着防止剤併用婦人科手術後の6例古田　寿宏 , 河内　伸夫 , 古明地　康平 , 池田　哲哉 , 池田　麗 , 長坂　康子 , 張　暁慧 , 佐藤　典子 69巻4号 , 2024年7月 , pp.523-528

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セプラフィルム^®（以下，SF）は腹骨盤部の外科手術時に使用される癒着防止剤の一つである。SFは術後癒着形成の減少に有効であることが示されているが，術後感染症や異物反応などの合併症と関連することが知られている^1）。今回我々は，SFを使用した婦人科手術後に液体貯留を認めた場合，その画像的特徴はどのようなものか，どのように画像診断すべきか，という点に留意し，造影CTと経腟超音波検査を中心に，検討を行った。

保存的加療により改善した外傷性肋間肺ヘルニアの1例早川　晶太 , 小川　理 , 奥泉　譲 69巻4号 , 2024年7月 , pp.529-533

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胸部外傷において胸部皮下気腫と鑑別を要する疾患として外傷性肋間肺ヘルニアがある。今回我々が経験した本症例は，CT画像において血管構造を伴う病変の胸壁外脱出を認めたため肋間肺ヘルニアと診断できた。またエコーにおいても経過観察を行い，保存加療にて改善した。比較的まれな疾患であり，文献的考察を交えて報告する。

冠動脈バイパス術後に生じた横隔膜ヘルニアの1例初田　直駿 , 有本　麻耶 , 百々　俊樹 , 大西　佑典 , 田嶋　友一 , 白石　昭一郎 , 川原　清哉 69巻4号 , 2024年7月 , pp.535-538

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右胃大網動脈（gastroepiploic artery：GEA）グラフトを使用した冠動脈バイパス術（coronary artery bypass grafting：CABG）後のまれな合併症として，GEAグラフトが横隔膜を通過するために作成されるグラフト孔を介した横隔膜ヘルニアがある。今回我々は，CABG後8日目に診断された横隔膜ヘルニアの症例を経験したので，若干の文献的考察を加えて報告する。

腹痛を主訴に来院した孤立性左胃動脈解離の2例永田　徹 , 山本　統 , 長瀬　弘明 , 芳賀　暁 , 小口　翼 , 伊藤　賢一 , 辻　厳吾 , 吉儀　淳 69巻4号 , 2024年7月 , pp.539-544

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左胃動脈（left gastric artery：LGA）の孤立性動脈解離（isolated arterial dissection）は，極めてまれな症例であり，医学的考察を含めた報告は数少ない。本疾患は，よくありふれた腹痛が主訴となることが多いが，重篤な合併症をもたらす可能性があるため，早期診断および早期介入が必要とされる。急性腹症を呈する症例の鑑別診断に左胃動脈解離を含めた内臓動脈解離（splanchnic artery dissection）を考慮することが重要である。今回我々は，左胃動脈の孤立性動脈解離を2例経験したので，若干の文献的考察を加えて報告する。

腎部分切除術後のCTで膀胱内に脂肪成分を認め，乳び尿が疑われた1例岡田　康平 , 原田　宏海 , 福山　幸 , 粟井　和夫 69巻4号 , 2024年7月 , pp.545-548

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乳び尿は尿路とリンパ管との交通により生じる尿所見である^1）。腎部分切除術後の乳び尿はまれな合併症であり，その多くは無症候性であるが，低アルブミン血症をきたして治療を要した症例も報告されている^2）。今回我々は，腎部分切除後のCTで乳び尿を疑うことができた1例を経験したことから，文献的考察を加えつつ報告する。

免疫チェックポイント阻害薬関連肝炎ならびに胆管炎の1例正木　かやの , 重里　寛 , 松谷　祐貴 , 大野　公大 , 山本　聖人 , 中井　豪 , 山本　和宏 , 大須賀　慶悟 69巻4号 , 2024年7月 , pp.549-554

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免疫チェックポイント阻害薬（immune checkpoint inhibitor：ICI）は適応拡大に伴い，全身化学療法として多くの種類の悪性腫瘍に適応されている。しかし，その多くは正常臓器に対する過剰な免疫反応を惹起し，従来の癌治療にみられる有害事象とは異なる表現型の免疫関連有害事象（immune-related adverse events：irAE）を引き起こす。

空洞形成を伴い緩徐に増大した細気管支腺腫/線毛性粘液結節性乳頭状腫瘍の1例中条　裕一 , 香田　渉 , 長岡　将太郎 , 柴山　千明 , 折戸　信暁 , 片桐　亜矢子 , 小林　健 , 湊　宏 69巻4号 , 2024年7月 , pp.555-560

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細気管支腺腫（bronchiolar adenoma：BA）/線毛性粘液結節性乳頭状腫瘍（ciliated muconodular papillary tumor：CMPT）は肺末梢に発生するまれな腫瘍性病変である。組織学的に粘液産生を伴い線毛細胞，杯細胞，基底細胞が乳頭状に増生することを特徴とする。予後は良好な疾患であるが，組織学的な良悪性の位置づけは明確に定まっていない。いくつかの画像所見が報告されているものの特異的な所見に乏しく，術前診断や原発性肺腺癌との鑑別は困難とされる。今回我々は，左肺下葉に発生したBA/CMPTの1例を経験したので，若干の文献的考察を加えて報告する。

気管支浸潤を伴った胸郭内の脱分化型脂肪肉腫の1例杉原　亘 , 塩谷　祐二朗 , 久野　壽也 , 小林　晋 69巻4号 , 2024年7月 , pp.561-565

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脱分化型脂肪肉腫が胸郭内に発生することはまれである。本症例では明確な脂肪成分がなく，石灰化を伴った巨大な腫瘤を形成し，気管支にも浸潤していたため，診断に難渋した。今回我々は，気管支浸潤を伴った胸郭内の脱分化型脂肪肉腫という大変貴重な症例を経験したため，文献的な考察を加えて報告する。

腎洞に発生したSFTの1例田村　恵梨 , 神田　知紀 , 児玉　貴之 , 元津　倫幸 , 村上　卓道 69巻4号 , 2024年7月 , pp.567-572

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腎に発生した孤立性線維性腫瘍（solitary fibrous tumor：SFT）は画像上腎細胞癌との鑑別が困難であり，ほとんどが腎細胞癌として外科的切除されている^1）。今回我々は，CTガイド下生検で診断した腎洞部のSFTを経験したため，画像所見と文献的考察を加えて報告する。

CT検査時に飲み込んだ飴を食道異物と誤認したと思われる1例東野　太樹 , 伊東　一志 , 小向　千幸 , 菅井　康大 , 伊勢　元晴 , 菅原　千智 69巻4号 , 2024年7月 , pp.573-577

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今回我々は，CT検査時に飲み込んだ飴が食道異物と誤認され，上部消化管内視鏡検査が施行された症例を経験した。CT検査時に飴やガムなどの口腔内容物の有無を確認する施設は多くないと思われることから，注意喚起の意味も含めて報告する。

膵癌の肺転移が疑われた多発陰影がnodular lymphoid hyperplasiaであった1例長田　仁 , 岸　亮太郎 , 西垣　貴美子 , 田邊　新 , 丸中　三菜子 , 向井　敬 , 平木　隆夫 69巻4号 , 2024年7月 , pp.579-584

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結節性リンパ組織過形成（nodular lymphoid hyperplasia：NLH）は消化管や肺にみられるまれなリンパ増殖性疾患と考えられている。画像診断において，肺についてはNLHに特異的とされる所見は示されておらず，悪性リンパ腫，原発性肺癌，転移性肺腫瘍との鑑別が問題となることがある。今回我々は，膵癌肺転移の可能性が疑われた多発肺結節が，病理学的所見からNLHの診断となった症例を経験したので，文献的考察を加えて報告する。

連載

今月の症例村瀬　悠也 , 宗近　次朗 , 扇谷　芳光 69巻4号 , 2024年7月 , pp.585-587

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画像所見と診断　単純ならびにdynamic CT（図1A～C）：膵頭部腹側に内部低吸収域を伴う辺縁明瞭な長径5.5cm大の腫瘤性病変を認める。動脈相をピークに造影され，遷延性の造影効果を示している。主膵管の拡張は認められない。

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目次 69巻4号 , 2024年7月

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英文目次 69巻4号 , 2024年7月

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読者アンケート 69巻4号 , 2024年7月 , pp.510-510

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次号予告 69巻4号 , 2024年7月 , pp.588-588

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バックナンバー 69巻4号 , 2024年7月 , pp.589-589

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投稿規程 69巻4号 , 2024年7月 , pp.590-591

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編集後記 69巻4号 , 2024年7月 , pp.592-592

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基本情報

臨床放射線
69巻4号
(2024年7月発行)

電子版ISSN：印刷版ISSN：0009-9252 金原出版

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