看護学雑誌 43巻8号 (1979年8月)

特集 看護の現場を問い直す

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はじめに

 昭和40年代に,我が国の精神医療はかつてなかったほど世間の注目を浴び,病者の処遇や治療・看護のあり方に対し,内外から厳しい批判とともに多くの問題が提起された.

 太平の安眠を貧っていた精神医療にとって,衝撃的ともいえる一連の出来事は,当然のことながら臨床の場に混乱や戸惑い,そして深刻な内部対立を引き起こした.こうした状態は現在,表面的には収拾され平静さを取り戻したかにみえるが,実はそうではなく,今なお内部的なわだかまりとして未解決のまま残されている.

看護を超えて 谷中 輝雄 , 田口 義子
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はじめに

 ‘やどかりの里’の日常の営みのなかから,精神科看護を問うてほしいとの依頼は,我々に幾つかの危惧をもたらした.1つは‘やどかりの里’の場は地域社会そのものであることから,精神病棟とは隔たったものであると片づけられてしまうことへの危惧.もう1つは,‘やどかりの里’のかかわりは,地域でやっているからには軽度の精神障害者に通用する事柄であろうと推測し,日常精神病棟でみている患者は,社会復帰への望みもない,どうしようもない人たちだから対象が異なるとして,振り返ってもらえないのではないかとの危惧.あるいは,‘やどかりの里’のスタッフだからできたのであって,それは特別なことなのだと羨望(せんぼう)のまなざしで遠くから眺め,それで終わってしまうであろうとする危惧である.

 これらの危惧は,我々が実践報告をするたびに寄せられた感想であるからして,今ここでも躊躇(ちゅうちょ)せざるをえないのである.

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はじめに

 看護教育の立場から,臨床実習の場で日常ありうるさまざまな問題を検討するため,学校側から病院側およびそこに勤務する看護婦の方がたへの提言と,臨床側から学校への要望など,思いつくままに考察をすすめてみたい.なお,ここで述べることについては,特定の現場(私が現在実習指導をしている病院)にあった事実やそこからの発想,問題点ではなく,一般論として問題を取り上げる.引例は,筆者が臨床指導者講習会や専任教員講習会において講習生とともに検討した事例,講演時,質問として提出された事柄を中心に取り上げて考えていくつもりである.

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 看護教育の現場にいる者は,今現実に行っている教育が看護の将来を決定するという意味で重い責任を負わされている.現在,看護者には,本来の看護の機能を十分に果たすことが強く求められていると同時に,良い保健医療を提供するためのチームにあって,ほかの専門職者との良いチームワークを果たしていく能力も求められている.つまり看護者には,対象との1対1の人間関係と,協同して働く人びととの人間関係を成立させるという課題が与えられていることになるが,これははっきりした目的意識をもった,よく訓練された者でなければ果たせないもののように思われる.

 しかし現在の看護教育では,求められる者を育てる方向への体制をなかなかとれないままでいる.教育課程も多様で各々が大きな問題を抱え,課題と現実のアンバランスななかで,できる限り課題を達成していこうと様々な模索を行っている.そのあせりから,ともすれぼ力みすぎ,生真面目になり過ぎることがあり,その結果は,卒業していった者たちへの,方法論に縛られ柔軟性を欠いた行動しかできないという評価となって現れてしまっている気がする.

1970年代の新しい看護思潮・2

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最近まで看護の機能というよりむしろ,医師のそれと考えられていた機能を分担して,新しい責任を引き受けているのは,主にプライマリ・ケアと急性期ケアにおいてである.このようなすう勢になる背景については前回展望したので,今回はプライマリ・ケアの前線で,従来よりも役割を広げて仕事をしているナースプラクティショナーの活動をみていこう.

マイ・オピニオン

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 私は看護教育のなかでカウンセリングの授業を担当している.主に長時間にわたって話し合う集中的研修の形式をとっているが,時には自然に恵まれた静かな研修所で夜を徹して語り合うこともあり,学生の個人的気持ちや様々な意見もまた聞く機会に恵まれている.こうした経験をとおして感じられたことを,看護教育についての意見として述べてみたい.

 看護学生の関係する大きな活動分野,生活の場を考えてみると,3つの領域に分けて考えられるのではないかと思う.1つは個人的生活の場であり,主に学生寮のなかでの人間関係についてである.2番目として,カリキュラムに組み込まれる学科が,量・質ともにそれでよいのかということ.3番目は,これは少々先のことになるが,患者の接し方やスタッフ同士の人間関係などが主な仕事となる職場の問題である.

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はじめに

 心臓手術後の回復は,その経過により目を見張るほど早いものもあるが,疾病の種類,手術方法によって,術後続発症または合併症の併発により,長期入院となるケースもまれではない.本事例は,術後に血液の機械的溶血による貧血と血色素尿を呈し,回復が遅れ長期入院となったものである.再手術の危険性は高かったが,再手術を受けたことにより溶血を止め,病状の好転を得ることができた,しかし,このような経過は患児と家族にとっての苦痛や不安は想像以上に大きいものである.今回の事例の経験から長期入院児に対する看護上の問題点を再認識するとともに,今後の看護に役立てたいと思う.

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はじめに

 近年‘育児ノイローゼ’という言葉がクローズアップされてきているが,これは現代の母親が知らず知らずのうちに多くの精神的葛藤に巻き込まれていることを如実に示しているといえよう.

 本事例はその典型的なものであり,私たちにとって初めての事例であっただけに,人間として,女性として,また臨床に立つ者として多くの問題を投げかけられた.この事例は長い不妊期を乗り越え,喜びのうちに子とともに退院した褥婦が,数日後精神的・肉体的限界に立たされ,‘育児ノイローゼ’という診断のもとに入院し,1つの方向を見い出すまでの看護経過を追ったものである.

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はじめに

 昭和52年5月,ICN東京大会が開かれ,プライマリ・ヘルスケアという言葉とともに,訪問看護に対する関心が高まってきている.氷川下セツルメント病院における訪問看護活動は,地域の人々の健康を責任を持って守っていくという立場から,昭和49年10月より開始され,寝たきり老人を中心に家庭内の看護力に欠ける人や,精神的に問題を抱えている人たち等,常時20-30名の対象者を受け持っている.

 この事例は,このように地域医療を根底としている当院の訪問グループが担当している脊椎性進行性筋萎縮症患者の一事例である.ここでは主に日常訪問看護活動の中で身体的に障害を持ち,精神的にも不安定な患者が,在宅で疾病の管理および日常生活を可能にするために,看護婦が他の職種や社会資源の活用を通じ,どのようにかかわりを持ってきたのか報告したいと思う.

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 医療の場では,不慮の心停止に遭遇し,看護婦自らが心マッサージをしなければならない機会がある.医療の現場を経験している看護婦に,看護学生や一般人に対する救急法教育を任されることも多い.

 1960年ジョンスホプキンス大学のKowa hovenの発表以来,胸骨圧迫心マッサージの有効性が世界的な承認を受け,心停止が生じたらなるべく早く胸骨の下1/3,または1/2の部分を脊柱に向かって間歇的に圧迫すべきことは,今や常識になっている.

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L氏の受け持ちに決まって

 ‘L氏は佐藤さんに受け持ってもらいます’と看護婦から言われた時,大変な人の受け持ちになったな,できることならほかの人と代わりたいと思った,そう思ったことの1つには,普通は患者の名前の横に受け持ち学生として書かれるはずの私の名前が,L氏の受け持ちだと分からぬよう,ほかの患者の名前の横に書かれていることだった.また,L氏の受け持ちの看護婦の‘私もまだL氏にどう接したらいいかわからないでいるんですよね’という言葉を聞いて,看護婦がL氏に特別な接し方をしているように感じ,私はL氏に何をしたらいいのか,私に看護援助ができるのかと,不安でいっぱいになった.

 72歳になるL氏は,ある看護婦に対しては敵対意識をもち,その看護婦を暴力団員に仕立て,‘自分に危害を加えに来る’と毎日画用紙に書き廊下にはりだしていた.また,別の看護婦に対しては好意を示すこともあった.私たち学生が実習を始めたことについても,暴力団員として手伝いに来たと,実習に行ったその日に既に書いてあった.そんなことから,私が受け持ちであることを伝えないほうが,L氏にとって精神の安定をはかれるのではないかという配慮によって,私は部屋全体を受け持つ実習生として接することになった.

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 私が実習の場でこの佐藤さんとかかわりを持ったのは,今回が初めてであった.佐藤さんの実習の目標は‘看護過程をもう一度見つめ直したい’ということだった.

 私との話し合いのなかで,佐藤さんの今までの実習体験のなかで,どこがどのようであったかを確かめていると,佐藤さんは突然‘私ダメなんです.私が言葉を出せば,相手から四角四面の言葉が返ってくるんです’と泣きだしてしまった。それまでの私の眼には,佐藤さんは自分の行為の1つ1つを納得いくまで吟味し,すすめていくタイプで,特に身体的ケアに関しては一流と言えるほど見事に行い,よく気がつくいわゆる“安心のできる学生”として映っていたが,その時の佐藤さんはいつもと違っていた.‘どんなに自分の行為がこれでよいと指導者から言われても,それでも私は緊張するんです.そのことが看護していくうえで患者にどのように影響しているか,自分ではっきりつかみとりたいんです’と訴えているように私には感じられた.

手のひらで知る世界 目は見えず耳は聴こえずとも・8

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型にはまらないワーカーのTさん

 センターを卒業した時の私の全財産は,教科書とわずかの衣類と布団,それに当面仕事に間に合うだけの医療器具だけだった.炊事道具も茶わんもほうきもぞうきんも何もないところから出発した.その時の福祉事務所の私の担当のケースワーカーがTさんだった.

 Tさんはケースワーカーになってまだ5か月だった.福祉事務所に対する私のイメージは,烏取の田舎にいたころから,義務的で型にはまった寒々とした,およそ人間の血の通わないものという感じが根深かったから,役所といえばどこもそんなものだろうけど,とにかく義務的にせよ冷たいにせよ,福祉事務所の色々の手続きと借りられるべき力を借りなければ,何もない所から出発した私はやっていくことができなかった.

らいを超えて・8

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長島騒じょう事件

 ‘1食を割き半座の褥(しとね)を譲る’をスローガンとして,昭和6年(1931)の開園以来,年ごとに入園患者は定員数を超過し,昭和11(1936)年には定員890名に対し,入園者は1212名にもなった.予算の定員主義と収容の定員超過との矛盾は,患者にとり忍従の限界に達したのである.患者の作業謝金は政府予算に一文の計上もなかった.その財源はすべて衣食住など各予算の頭をハネてあがなわれたのである.

 らい根絶,らい撲滅運動は各県に無らい県運動を活発にし,各地において強制的な集団収容が行使された.職員の間には,開園当時の情熱と愛情は次第にマンネリズム化し,官僚的傾向が強くなって,職員・患者間には相互不信の気分が濃く深くなり,園内の統一と調和が破たんにひんし,年来,うっ積した患者の不満が爆発したのである.昭和11年8月13日から8月28日まで,生活改善と自治権獲得のために,光が丘上におけるハンスト抗議に発展した.これが長島騒じょう事件で,長島のあゆみを知るためには筆をとらねばならない事件発端の概略である(下位のおばさんの語りをより鮮明にするため,長島愛生園略史を資料にした).

素顏のナース

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 宮崎にいたころは休日には広い砂浜を馬に乗つて走り回つていた。馬とともに汗を流す爽快をはたとえようもない。「馬は利口で、基本をきちんと守るとよく分かってくれるんです」乗馬が終わるとクタクタになってしまう。

アイディア

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 脳出血で倒れたKさんは病院での治療後,自宅療養につとめています.今でも右手足は麻痺しており,歩行はほとんどできませんが,幸い手足の筋力は大分戻ってきています.

 退院してからの生活で一番困ったことは排泄の問題でした.初めのうちはなるべく手をかしてポータブルトイレを使っていましたが,介護者が老人であることと,手をかすにはかなりの力がいるため,あまりよい方法とは思えませんでした.そこでなんとか本人が自力でベッドわきにあるポータブルトイレに腰掛けられないものかと,手すりなどの工夫をしましたが,絶対に転ばないと安心できる案は浮かびませんでした.

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 協会組織改正(3部会1本化),看護制度改善,ILO看護職員条約批准運動の促進などを主とした協会本部提出議題の討論,採決,改選役員の選挙,各部会総会などを目的として,昭和54年度日本看護協会(大森文子会長)通常総会が横浜文化体育館にて,全国の1900名の代議員,3000名の一般会員の参加のもと盛大に開催された.

 総会は2日目の各部会総会をはさんで12の本部提出議題を中心に議事が進められたが今年最大の懸案事項である協会組織の1本化案について最も多くの発言がフロアからあり,時間も大いにさかれ,賛否両論が広い文化体育館の中を飛び交った.

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 日本病院会(会長・左右田幸夫)と日本経営協会(理事長・竹内正治)は,去る5月10-13日まで,病院の各種設備・機器・用具,入院患者の衣食住に関する製品展示会・'79国際モダンホスピタルショウを,東京晴海の東京国際見本市会場にて開催し,4日間延べ8万人の入場者を集めた.

 今回は看護部門としてはウォーターベッド,便器付ベッド,暖房便器,ポータブル浴槽なども展示されていた.また,これらの一般展示のほかに,看護婦や一般の人々によって考案された第20回発明くふうコンクール入選作品が,発明協会の協力を得て‘看護用品改善工夫紹介コーナー"に展示され,会場を訪れた看護関係者が足を止めていた.

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第25回医学書院看護学セミナーは,去る5月18日,横浜市民ホールに約1000名の看護婦・学生を集めて開催された.今回は阿部正和氏(東京慈恵会医科大学教授)が“バイタルサイン—その理解とみかた”と題して,臨床看護婦が必ずマスターしなければならないバイタルサインの臨床的理解について講演した.24時間患者と接している看護婦が血圧,脈拍,体温を確実に測定し,それを確実に記録にとどめるならば,どれほど多くの異常が発見され,患者ケアに役立つかを実際に血圧の測り方,脈拍測定時の手の置き方,腋窩体温測定の仕方などを例にとって話した.また体温測定1つとってみても生理学的基礎知識があれば,最高体温がどこで得られるかが容易にわかり,解剖学や生理学の重要なことを強調した.なお講演内容は,後日看護学雑誌に掲載される.

輸血—都立駒込病院の場合・8

院内採血(1) 清水 勝
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(1)目的

 院内採血を行う目的としては,次の2点がある.

 ①日赤血液センターで供給困難な血液製剤を確保する

 ②質的により高度な血液製剤の利用を目指す

 本来院内採血は行わずに済ませられることが理想的であり,行わざるを得ないとすれば,それは日赤血と同様に,献血として取り扱われるべきものである.しかしながら,我が国における現在の院内採血は,制度上日赤の献血と同等に扱われておらず,それに要する諸経費は,すべて病院あるいは患者の負担となっている.それゆえ院内採血については,できるだけ患者や家族に経済的・精神的負担のかからぬよう,十分な配慮をもって臨むことが必要とされる.

透析療法と看護・8

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はじめに

 近年,透析を受ける患者さんの数は急に増えてきていますが,これに伴い透析時における看護婦の責任も重くなってきています.透析中に起こる合併症・事故は,患者さんの命を奪うことにもなりかねません.透析に従事する人々は,これらの予防に努めるだけでなく,万一このような事態にぶつかっても,あわてることなく直ちに処置し,正常透析にもどせるようにしておくことが必要です.

 今回は,血液透析中および透析直後の合併症と事故の種類・症状そしてその予防対策について簡単に触れます.

心臓病Q&A・8

心臓の聴診 高階 經和 , 後内 道子
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心音にはどんなものがあるか

 Q:前回は急性リウマチ熱による心臓弁膜症のお話をうかがいましたので,今回は弁膜症の特徴である心雑音を含めて聴診についておうかがいしたいと思います.私たちナースが聴診する際のコツを教えていただけませんか.

 A:そうですね.では,今回は聴診の基本からお話ししましょう.

臨床検査から何がわかるか・5

血液(2) 河合 忠
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Ⅱ.血漿成分

 (1)血液はどのようにして作られるか

 血管はからだの隅々まで分布し,末端部では血管壁を通して血漿成分と組織液成分との間には活発な交流が行われている.したがって,あらゆる組織の活動を反映して血漿成分が微妙に変動し,動的平衡を保っていることになる.

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 ブラジルへの日本人移民は歴史もあり、移民者の数も多く、よく知られているが、同じ南米のアルゼンチンにも日系人は少ないながらおり(現在三万人)、それぞれの分野で活躍している。日本との結びつきは今でもあまり強いとはいえないが、昭和四十九年に日本とアルゼンチンの医療協力の話が出てから、国際協力事業団が仲介となって日本から医療関係者が調査などに出かけていた。そうした動きの中で、現地から、一世は日本語しか分からない人がおり、日本語が話せる看護婦がほしいという声が上がって、日本人会からの要請という形で渡航し、ブエノスアイレス市のニッカイ共済会健診センターへ赴任。

 医療協力というとアルゼンチンの医療水準のレベルアップのためと思うが、なぜ日系診療所に?「最初は日本の進んでいる医療器械を使って経済的に自立し、ゆくゆくは日本病院を作ってアルゼンチン全体のレベルアップをと考えているんです。アルゼンチンは移民の国ですから、各国の民族病院があるんですね。それらの病院はとても立派です」

ひとりぼっちの遊学記—働きながら学んだイギリスの看護・8

いずこも変わらぬ寮生活 高橋 克子
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痴漢騒ぎはありませんがコソ泥に悩まされました

 いずこの病院の寮にも‘舎監’がいます.そして,ハプニングには,いつも舎監がからんでくるのは,イギリスも同じことです.

 寮費は1月に約23ポンド(約1万2000円程度)です.ザ・ロイヤル・マルスデンホスピタルとサトン分院の寮は,各部屋が4畳半程度で,ロンドンの本館の寮は,それに輪をかけて狭く,ベッドがはめ込み式になっています.自由に動けるスペースは,1人の人間がようやく生活できる程度です.

余白のつぶやき・1

浩さん べっしょ ちえこ
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 ちかごろ,わが幻の想いびと浩さんの元気がない.のっけから色恋めいた話で気がさすが,深なさけは悪女の専売のようだから,このコラムの出だしとしては私らしくてむしろいいかもしれない.

 浩さん.フルネームは知らない.私は勝手にヒロシさんと呼んでいるけれど,ナニソレの浩司さんかもしれないし,浩太郎さんかもしれない.朝日新聞のお天気欄に,担当の予報官が天気記事につけて,署名入りの小さなコメントを書いているが,その常連の1人である.

切り取りカード 看護ミニ事典

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 視能訓練士とは 斜視患者のもつ異常視機能の検査およびその矯正的訓練による治療,すなわち視能矯正(法)(orthoptics)を業務とする医療技術者であって,法律的には理学療法士(PT)および作業療法士(OT)とともにリハビリテーション医療技術者として取り扱われている.

 視能訓練士を名のるには,国家試験に合格した上で免許を受けなければならないが(名称独占),視能矯正は視能訓練士でなければできない(業務独占)ということはない.

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〔商品名〕デルモベート軟膏 Dermovate Ointment(日本グラクソ)

 デルモベートクリーム Dermovate Cream

 デルモベートスカルプ Dermovate Scalp

〔薬効〕外用合成副腎皮質ホルモン剤

基本情報

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看護学雑誌
43巻8号 (1979年8月)
電子版ISSN:1345-2746 印刷版ISSN:0386-9830 医学書院

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