研究と報告
胸骨圧迫心マッサージにおける手の置き方
岡村 美智子
1
,
岩崎 知佳代
1
,
古川 夏子
1
,
平井 まり子
1
1熊本大学医学部付属病院中央手術部
pp.846-849
発行日 1979年8月1日
Published Date 1979/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918745
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医療の場では,不慮の心停止に遭遇し,看護婦自らが心マッサージをしなければならない機会がある.医療の現場を経験している看護婦に,看護学生や一般人に対する救急法教育を任されることも多い.
1960年ジョンスホプキンス大学のKowa hovenの発表以来,胸骨圧迫心マッサージの有効性が世界的な承認を受け,心停止が生じたらなるべく早く胸骨の下1/3,または1/2の部分を脊柱に向かって間歇的に圧迫すべきことは,今や常識になっている.
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