消化器内視鏡 37巻10号 (2025年10月発行)

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特集　胆膵内視鏡処置具ガイド2025

扉 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1213-1213

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序説　弘法は筆を選ぶ安田　健治朗 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1214-1215

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　前号37巻9号は消化管内視鏡処置具が特集された。本号10号は「胆膵内視鏡処置具ガイド2025」として処置具の特集が揃うことになる。

［ERCP］

ERCPカテーテル竹中　完 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1216-1223

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はじめに

　ERCP関連手技は多岐にわたるが，そのほとんどが胆管・膵管挿管に始まり，胆管・膵管の造影評価を伴って行われる。術者はERCPカテーテルを用いて挿管を行い，造影を行い，ガイドワイヤー（GW）を留置し，病態によっては胆汁・膵液の吸引を行う。ERCPカテーテルは多くのERCP関連デバイスのなかで，最も使用頻度が高いデバイスの一つといえる。理想的なERCPカテーテルは上述を1本ですべて問題なくできるカテーテルであるが，ERCPの登場から55年が経過した現在，さまざまな特徴をもったカテーテルが各メーカーより多数開発・販売されているため，ERCPカテーテルは選択肢も最も多いデバイスの一つともいえる。

スフィンクテロトーム木暮　宏史 , 青木　央 , 北原　麻衣 , 大木　庸子 , 國吉　宣行 , 野村　舟三 , 藤澤　真理子 , 齋藤　圭 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1224-1228

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はじめに

　スフィンクテロトームは，ERCPにおける内視鏡的乳頭括約筋切開術（endoscopic sphincterotomy：EST）の基本デバイスであり，胆管結石や胆道狭窄治療の第一歩として広く用いられている。カニュレーションが困難な場合には，ニードルナイフを用いたプレカットが必要となることもあり，適切なデバイス選択と手技の安全確保が求められる。

ガイドワイヤー土井　晋平 , 藤　佑樹 , 齋藤　剛 , 足立　貴子 , 渡邊　彩子 , 勝倉　暢洋 , 辻川　尊之 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1229-1236

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はじめに

　ERCPは多岐にわたる胆膵疾患の診断と治療において不可欠な役割を担っている。その手技は年々高度化・複雑化しており^{1, 2）}，その成否を根底から支える最も基本的な，そして最も重要なデバイスが「ガイドワイヤー」である。

胆管プラスチックステント中原　一有 , 佐藤　純也 , 五十嵐　洋介 , 薩田　祐輔 , 関根　章裕 , 丹羽　はるか , 松田　悠 , 立石　敬介 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1237-1245

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はじめに

　急性胆管炎や閉塞性黄疸に対するドレナージは，内視鏡的経乳頭胆管ドレナージ（endoscopic transpapillary biliary drainage：EBD）が第一選択となっており，病態に応じてプラスチックステント（plastic stent：PS），金属ステント，経鼻ドレナージカテーテルが用いられる。PSによるEBDは，1980年にSoehendraら^1）によって報告されて以降長い歴史があり，現在では良性疾患，悪性疾患を問わず広く施行されている。PSは金属ステントに比べると開存期間が短いものの，安価で，留置，抜去，交換が容易であることが特徴である。近年では，肝門部領域胆管狭窄に対するPS下端を胆管内に埋め込む形（above the papilla）で留置するinside stentingにおいては金属ステントに匹敵する開存期間も報告されているが^2），一般には乳頭を跨いで留置する場合（across the papilla）には3カ月前後でステント機能不全を呈することが多く，ステント交換などが必要となる。

膵管プラスチックステント岡野　直樹 , 宅間　健介 , 小原　大和 , 池上　遼 , 三浦　雅史 , 氏田　亙 , 中川　皓貴 , 木村　祐介 , 松田　尚久 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1246-1250

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はじめに

　近年，消化器領域でのステント治療がQOL向上に大きく貢献している。本邦では膵管ドレナージ術として，内視鏡的膵管ステント留置術が2012年に保険適用手技となり，低侵襲な治療として徐々に普及してきている。従来は胆管ステントを流用していたが，現在ではさまざまな膵管ステントが開発され使用可能になっている。内視鏡的膵管ステント留置術に際しては膵炎という特有の偶発症があり，留置の目的にあわせてステントの特性を理解しておくことが大切である。

金属ステント藤澤　聡郎 , 生駒　一平 , 神保　泰久 , 池村　宗朗 , 高橋　翔 , 高崎　祐介 , 伊藤　光一 , 冨嶋　享 , 伊佐山　浩通 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1251-1257

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はじめに

　胆膵内視鏡処置における金属ステントはおもに悪性胆道狭窄のドレナージ目的に使用される。プラスチックステントと比較してステントの内腔が広く開存期間が長いが，永久留置が基本であり，ステントが閉塞した場合にステントの抜去・交換は難しいことが多い。金属ステントはその作成方法によって編み込みステントとレーザーカットステントの大きく2種類に分けられ，それぞれ特性が異なるため使用方法と留置方法に違いがある。またそれぞれのステントに，金属ステントの周囲に膜を張り開存期間を向上させたフルカバードステントと膜がないアンカバードステント，部分的に膜が張られているパーシャルカバードステントの3種類がある。カバードステントは膜によってステント内への腫瘍の浸潤が防がれるため開存期間が比較的長いが，狭窄が弱い場合にはステントが脱落してしまう可能性が高い。またフルカバードステントでは短期間の留置でステントが損傷していない場合にプラスチックステントと同様に留置されているステントを抜去して新しいステントに入れ替えることも可能である。他にもステントを通じた食物の胆管内への逆流を抑制する目的で逆流防止弁のついたダックビルステントやカバーにわざと小さな穴をあけることによりカバードステントとアンカバードステントのいいとこ取りを目指したマルチホールステントなど，個々のコンセプトを具現化した個性的なステントも登場している。本稿ではまず金属ステントの特性の評価法を紹介したあと，現在使われているおもな金属ステントを編み込みステントとレーザーカットステントに分けて，表と図を用いて解説する。

結石除去具塩見　英之 , 木村　太郎 , 森本　将梧 , 髙木　佳穂 , 立石　裕樹 , 利倉　暢人 , 吉岡　亮太 , 中野　遼太 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1258-1267

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はじめに

　胆管結石に対する内視鏡治療は，技術とデバイスの進歩により安全性と有効性が向上し，現在では第一選択の治療法として確立されている。ERCP下での結石除去では，バスケットカテーテルやバルーンカテーテルを用いた結石除去を基本とし，大結石に対しては機械式砕石具，さらに砕石困難例では電気水圧衝撃波砕石（electrohydraulic lithotripsy：EHL）やレーザー砕石など，症例に応じた多様なデバイスが利用可能となっている。しかし，巨大結石，肝内結石，嵌頓結石などの難治例では，各デバイスの特性を十分に理解したうえでの適切な選択が治療成功の鍵となる。また，術後再建腸管例においては，バルーン内視鏡の導入により治療適応は拡大したものの，使用可能な処置具に制限があることに留意が必要である。

胆管拡張用バルーン岩下　拓司 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1268-1270

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はじめに

　胆管拡張用バルーンは，十二指腸乳頭部や胆管の狭窄部を拡張するためのデバイスである。おもな用途として，総胆管結石治療における内視鏡的乳頭バルーン拡張術（endoscopic papillary balloon dilation：EPBD）や，胆管・吻合部（胆管空腸吻合部など）の狭窄拡張があげられる。その他，狭窄が高度でステント留置が困難な場合に，前拡張として用いられることもある。近年では，大きな総胆管結石の治療法として，バルーン径12mm以上の大口径バルーンを用いて乳頭部を大きく拡張する内視鏡的大口径バルーン拡張術（endoscopic papillary large balloon dilation：EPLBD）が，一般臨床で広く行われるようになっている。さらに，内視鏡的乳頭切開術（endoscopic sphincterotomy：EST）で小切開を加えたあとにバルーン拡張を組み合わせるendoscopic sphincterotomy followed by papillary balloon dilation（ESBD）も，効率的で安全な治療法として確立されつつある。これらの手技のために多くのデバイスが開発・販売されており，本稿ではその詳細について解説する。

細胞診用ブラシ・生検鉗子中井　陽介 , 白田　龍之介 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1271-1275

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はじめに

　胆道・膵臓疾患に対する精査のための画像診断モダリティとしては，近年MRI/Magnetic resonance cholangiopancreatography （MRCP）やEUSが行われることが多く，特に膵腫瘍に対するEUS-guided samplingの診断能も高いことが示されている。一方でERCPは胆管ドレナージなどの治療目的で行われる機会が増えているものの，胆管癌などの胆管・膵管内病変に対する病理診断はいまだにERCPを用いた経乳頭的な生検・細胞診が重要な役割を果たしている。本稿では細胞診用ブラシおよび生検鉗子について概説するとともに近年有用性が報告されているシースガイド下生検についても触れる。

【Note】胆管用ダイレータ奥脇　興介 , 渡辺　真郁 , 安達　快 , 玉置　明寛 , 花岡　太郎 , 小川　大輔 , 木田　光広 , 草野　央 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1276-1278

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はじめに

　胆管狭窄は，良性から悪性までさまざまな原因によって引き起こされる病態であり，実地医療で数多く遭遇する。良性狭窄の原因には，胆管結石や炎症性疾患，外科手術後の癒着や瘢痕，吻合部狭窄などが含まれる。一方で，悪性狭窄の原因には胆管癌や膵癌，他がん種のリンパ転移などがあげられる。狭窄に対する治療の基本は，ステントを留置することによる内視鏡的胆管ドレナージ術であるが，狭窄の程度や形態はさまざまであり，高度狭窄あるいは閉塞ではステント留置前に胆管拡張が必要となるケースが存在する。本稿では，代表的な胆管用ダイレータの種類と特徴について解説する。加えて，ガイドシースやイントロデューサーを用いた（広義の意味での）胆管拡張と目的部位へのデバイスの誘導法についても解説する。

【Note】胆管用ステント抜去具住谷　秀仁 , 菅野　良秀 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1279-1281

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はじめに

　胆管ステント抜去は，ERCPにおける基本的な手技の一つである。近年，膵癌や胆道癌に対する化学療法の進歩により生存期間が延長し，それに伴い胆道ドレナージのreintervention が増え，胆管ステント抜去の機会も増加した。また，胆道狭窄の部位や形態に応じて多様な種類の胆管ステントが留置され，状況に応じた適切な抜去具の選択が求められるようになった。

［EUS］

EUS穿刺針藤田　曜 , 水出　雅文 , 谷坂　優樹 , 渡邉　隆一 , 濵村　亮輔 , 藤本　冠慶 , 良沢　昭銘 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1282-1286

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はじめに

　EUSは高い空間分解能を有しており，さまざまな診断および治療手技に用いられている。病理診断としては，EUS-FNAが1992年にVilmannらにより膵病変に対する生検法として報告され^1），現在ではさまざまな病変に対して広く行われている。膵充実性腫瘍に対する診断能は感度91％，特異度97％と良好な成績が報告されており^2），病理診断で中心的な役割を担っている。

膵周囲液体貯留のドレナージに⽤いる（Interventional EUS⽤）ステント山口　右真 , 土屋　貴愛 , 祖父尼　淳 , 田中　麗奈 , 殿塚　亮祐 , 向井　俊太郎 , 永井　一正 , 松波　幸寿 , 糸井　隆夫 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1287-1291

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はじめに

　膵周囲液体貯留（peri-pancreatic fluid collection：PFC）は，急性膵炎，慢性膵炎，膵外傷，膵手術後などを原因として生じる膵臓周囲の液体貯留病変であり，その病態には膵仮性囊胞（pancreatic pseudocyst：PPC），急性壊死性貯留（acute necrotic collection：ANC），被包化壊死（walled-off necrosis：WON）などが含まれる。これらは急性膵炎の経過中に生じることが多く，特に重症膵炎においてはその頻度が高い。PFCは発症初期には被包化されておらず，不明瞭な液体貯留として出現し時間の経過とともに被包化された構造に変化していく。PFCは無症候性で経過観察が可能な場合もあるが，感染，消化管閉塞，疼痛や黄疸など症状を伴う場合には積極的な治療介入が必要となる^1）。以前は経皮的あるいは外科的ドレナージが標準治療であったが，1992年にGrimmら^2）がPPCに対してEUS-guided peri-pancreatic fluid collection drainage（EUS-PFD）を初めて報告して以降，低侵襲で安全性の高い治療法として普及が進んでいる^3〜5）。EUS-PFDは単なるドレナージにとどまらず，壊死物除去（ネクロセクトミー）へのステップアップも可能であり，その中心を担うのがinterventional EUS用ステントである。これまでの技術的発展とともに，ステントの設計や素材，サイズも進化を遂げ，適応範囲の拡大と偶発症の予防にも寄与している。本稿では，PFCに用いるステントについて，プラスチックステントとlumen-apposing metal stent （LAMS）を中心に，その特性，使い分け，治療戦略，安全性について概説する。

EUS-BDに用いる（Interventional EUS用）ステント奥野　のぞみ , 原　和生 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1292-1296

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はじめに

　超音波内視鏡下胆道ドレナージ（EUS-guided biliary drainage：EUS-BD）は，ERCPが困難な症例に対する代替的治療法として広く普及している。近年ではprimary drainageとしての有用性・安全性の報告も増えており，interventional EUSの中核的手技の一つとなっている^1〜3）。EUS-BDにおけるステントの選択と適切な留置は，手技の成功と偶発症予防に直結する重要な要素である。本稿では，EUS-BDに用いるステントについて解説する。

Interventional EUS用ダイレータ小倉　健 , 奥田　篤 , 西岡　伸 , 植野　紗緒理 , 松野　潤 , 金谷　崇史 , 中村　純一 , 別所　希美 , 服部　頌紘 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1297-1301

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はじめに

　超音波内視鏡下胆道ドレナージ術（endoscopic ultrasound-guided biliary drainage：EUS-BD）に代表されるinterventional EUS（I-EUS）は，ERCP不成功例に対する代替療法として，あるいは経皮的・外科的アプローチが困難な症例に対して現在広く行われている。I-EUSに共通する手技のstepは，対象を穿刺，ガイドワイヤー留置，穿刺経路（endosonography-created route：ESCR）拡張，ステント留置の四つである。特に拡張ダイレータにおいては，現在さまざまな種類が存在し，混沌としているといっても過言ではない。本稿では，I-EUSのうち，特にEUS-BD時における拡張用ダイレータについて，その種類と特性について，若干の臨床成績をふまえて概説したい。

［私のミニマルセットはこれ！］

胆管挿管① 竹中　完 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1302-1302

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Ⅰ．使用器材

胆管炎がないナイーブ乳頭

①MTW ERCPテーパーカテーテル（アビス社）

②VisiGlide2（オリンパス社）

胆管炎があるナイーブ乳頭

①G-cannula^Ⓡ（ガデリウス・メディカル社）

②J-WIRE Premier（J-MIT社）

術後解剖症例のナイーブ乳頭

①MTW ERCPテーパーカテーテル（アビス社）

②VisiGlide2（オリンパス社）

胆管挿管② 南　裕人 , 土屋　貴愛 , 糸井　隆夫 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1303-1304

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Ⅰ．使用器材（図）

①MTW ERCPカテーテル（MTW Endoskopie Manufakturs社）

②VisiGlide2（オリンパス社）

③ラジフォーカス^Ⓡ ガイドワイヤーM（テルモ社）

④CleverCut 3 V（オリンパス社）

⑤J-WIRE Prologue（ST）（J-MIT社）

⑥Uneven Double Lumen Cannula（パイオラックスメディカルデバイス社）

⑦Hydra Jagwire^TM（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

⑧NeedleCut 3 V（オリンパス社）

乳頭処置① 中原　一有 , 佐藤　純也 , 立石　敬介 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1305-1306

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Ⅰ．使用器材

①CleverCut 3 V（オリンパス社）

②GigaⅡ（センチュリーメディカル社）

③ENGETSU（カネカメディックス社）

④RX Needleknife XL^TM（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

⑤RIGEL（日本ライフライン社）

乳頭処置② 木暮　宏史 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1307-1307

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Ⅰ．使用器材

①StoneMaster V（オリンパス社）

②ENGETSU（カネカメディックス社）

③Hurricane^TM RX Biliary Balloon Dilatation Catheter（Boston Scientific社）

④Giga Ⅱ EPLBDバルーン（センチュリーメディカル社）

⑤NeedleCut 3V（オリンパス社）

⑥カネカ胆管拡張バルーンREN（カネカメディックス社）

結石除去① 土井　晋平 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1308-1309

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Ⅰ．使用器材

①8-Wire Nitinol Basket（Medi-Globe社）

②StoneHunter（Boston Scientific社）

③StoneSmash（Boston Scientific社）

④BML-110A-1（オリンパス社）

結石除去② 河上　洋 , 内山　尚美 , 畑田　紘志 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1310-1311

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Ⅰ．使用器材

①FG-V435P（オリンパス社）

②FG-V436P（オリンパス社）

③エクストラクタープロRXリトリーバルバルーン（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

④ゼメックスクラッシャーカテーテルM タイコアルファ小型 4線（ゼオンメディカル社）

⑤VorticCatch V（オリンパス社）

⑥RASEN2（カネカメディックス社）

胆管ステンティング①（胆管炎症例）塩見　英之 , 中野　遼太 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1312-1313

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Ⅰ．使用器材

①QuickPlaceV 7Fr-short α（オリンパス社）

②Through & Pass^Ⓡ Double pigtail（ガデリウス・メディカル社）

③REGULUS（日本ライフライン社）

④ESダイレータ（ゼオンメディカル社）

⑤カネカ胆管拡張バルーンREN（カネカメディックス社）

⑥Tornus ES（オリンパス社）

⑦RevoWave SeekMaster035 Hard（パイオラックスメディカルデバイス社）

胆管ステンティング② 井上　匡央 , 北野　礼奈 , 伊藤　清顕 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1314-1315

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Ⅰ．使用器材

①REGULUS（日本ライフライン社）

②REGULUS Double Pigtail（日本ライフライン社）

③Through & Pass^Ⓡ TYPE IT^TM（ガデリウス・メディカル社）

EUS-FNA/B① 永塩　美邦 , 原井　正太 , 肱岡　範 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1316-1317

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Ⅰ．使用器材

①Sono Tip TopGain^Ⓡ 22G（メディコスヒラタ社）（1）

②EZ Shot 3 Plus 22G（オリンパス社）（2）

EUS-FNA/B② 藤田　曜 , 水出　雅文 , 谷坂　優樹 , 渡邉　隆一 , 濵村　亮輔 , 藤本　冠慶 , 良沢　昭銘 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1318-1319

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Ⅰ．使用器材

①Trident^TM 22G（センチュリーメディカル社）

②SonoTip TopGain^Ⓡ（メディコスヒラタ社）もしくはSharkCore^TM（コヴィディエンジャパン社）22G

③EZ Shot 3 Plus 22G（オリンパス社）

EUS-PFD① 中井　陽介 , 白田　龍之介 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1320-1321

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Ⅰ．使用器材

①AXIOS^TM（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

②EZ Shot 3 Plus 19G（オリンパス社）

③VisiGlide2 0.025 inch Angle type（オリンパス社）

④Jagwire^TM Plus 0.035 inch スティッフAngle type（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

⑤カネカ胆管拡張バルーンREN（カネカメディックス社）

⑥Uneven Double Lumen Cannula ショートタイプ（パイオラックスメディカルデバイス社）

⑦Through & Pass^Ⓡ Double Pigtail^TM 7Fr（ガデリウス・メディカル社）

⑧SilkyPass™ pigtail 7.2Fr（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

EUS-PFD② 濱　憲輝 , 向井　俊太郎 , 糸井　隆夫 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1322-1323

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Ⅰ．使用器材（図）

①Hot AXIOS^TM System　15 or 20mm（ボストン・サイエンティフィックジャパン社）

②ソナゾイド^Ⓡ（GE HealthCare社）

③EZ Shot 3 Plus 19G（オリンパス社）

④ESダイレータ 0.025inch用（ゼオンメディカル社）

⑤カネカ胆管拡張バルーンREN 6mm（カネカメディックス社）

⑥VisiGlide2 0.025inch（オリンパス社）

⑦Uneven Double Lumen Cannula（パイオラックスメディカルデバイス社）

⑧Through & Pass^Ⓡ 7Fr double pig tail（ガデリウス・メディカル社）

⑨5Fr ピッグテイル型経鼻ドレナージチューブ（ハナコメディカル社）

EUS-BD① 孝田　博輝 , 原　和生 , 奥野　のぞみ 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1324-1325

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Ⅰ．使用器材（図）

①EZ Shot 3 Plus（オリンパス社）

②M-Through（朝日インテック社）

③ラジフォーカス^Ⓡ止血弁Ⅱ（テルモ社）

④Uneven Double Lumen Cannula（パイオラックスメディカルデバイス社）

⑤Tornus（朝日インテック社）

⑥HANAROSTENT^Ⓡ Biliary Benefit^TM（Boston Scientific社）

EUS-BD② 岩下　拓司 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1326-1327

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はじめに

　超音波内視鏡下胆管ドレナージ（EUS-guided biliary drainage：EUS-BD）は，内視鏡的逆行性胆管膵管造影（ERCP）の不成功例や困難症例における胆道ドレナージ法として有用性が報告され，一般臨床においても普及が進んでいる。EUS-BDの普及に伴い，さまざまな手技の工夫，新規デバイスやその使用方法の工夫が報告されている。本稿では，「私のミニマルセットはこれ！：EUS-BD」として，EUS-BDを安定的かつ効率的に行うために，処置の際に準備しているデバイスについて概説する。

EUS-PD① 奥脇　興介 , 渡辺　真郁 , 草野　央 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1328-1329

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Ⅰ．使用器材

①EZ Shot 3 Plus 19ゲージ針（オリンパス社）

②RevoWave RealMaster 0.025inch（パイオラックスメディカルデバイス社）

③Tornus ES（オリンパス社）

④Through & Pass^Ⓡ TYPE IT^TM（ガデリウス・メディカル社）

EUS-PD② 小倉　健 , 奥田　篤 , 西岡　伸 , 植野　紗緒理 , 松野　潤 , 金谷　崇史 , 中村　純一 , 別所　希美 , 服部　頌紘 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1330-1331

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Ⅰ．使用器材

①EZ Shot 3 Plus（オリンパス社）

②J-WIRE Prologue 0.025inch（J-MIT社）

③Tornus ES（オリンパス社）

④REGLUS（日本ライフライン社）

⑤カネカ胆管拡張バルーンREN（カネカメディックス社）

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目次 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1210-1211

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英文目次 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1212-1212

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次号予告 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1245-1245

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バックナンバー 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1275-1275

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次号予告 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1334-1334

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投稿規定 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1335-1335

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編集後記 37巻10号 , 2025年10月 , pp.1336-1336

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基本情報

消化器内視鏡
37巻10号
(2025年10月発行)

電子版ISSN：印刷版ISSN：0915-3217 東京医学社

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第1位咽頭　挿入　苦しませない食道挿入法　下咽頭構造に応じた挿入軌道が大切貝瀬満消化器内視鏡 33巻 2号 pp. 160-161 (2021年2月25日) 東京医学社
第2位 ERCPカテーテル竹中完消化器内視鏡 37巻 10号 pp. 1216-1223 (2025年10月25日) 東京医学社
第3位 GERDの内視鏡診断菊池大輔,落合頼業,星原芳雄,鈴木悠悟,野村浩介,田中匡実,山下聡,松井啓,布袋屋修消化器内視鏡 35巻 5号 pp. 627-632 (2023年5月25日) 東京医学社
第4位ガイドワイヤー土井晋平,藤佑樹,齋藤剛,足立貴子,渡邊彩子,勝倉暢洋,辻川尊之消化器内視鏡 37巻 10号 pp. 1229-1236 (2025年10月25日) 東京医学社
第5位金属ステント藤澤聡郎,生駒一平,神保泰久,池村宗朗,高橋翔,高崎祐介,伊藤光一,冨嶋享,伊佐山浩通消化器内視鏡 37巻 10号 pp. 1251-1257 (2025年10月25日) 東京医学社
第6位【Note】胆管用ステント抜去具住谷秀仁,菅野良秀消化器内視鏡 37巻 10号 pp. 1279-1281 (2025年10月25日) 東京医学社
第7位【Note】食道胃接合部癌の病理―噴門部胃癌とBarrett食道腺癌について― 藤島史喜,小池智幸,三浦豪,小林千紗消化器内視鏡 37巻 5号 pp. 735-737 (2025年5月25日) 東京医学社
第8位 SSL with dysplasiaの内視鏡診断諏訪哲也,堀田欣一,今井健一郎,伊藤紗代,岸田圭弘,髙田和典,小野裕之消化器内視鏡 34巻 5号 pp. 929-934 (2022年5月25日) 東京医学社
第9位異所性膵（迷入膵）森岡晃平,髙取祐作,矢作直久,加藤元彦消化器内視鏡 36巻 4号 pp. 494-495 (2024年4月25日) 東京医学社
第10位胃蜂窩織炎谷口英明,松下浩志,相見正史消化器内視鏡 34巻 13号 pp. 282-283 (2022年10月20日) 東京医学社

消化器内視鏡 37巻10号 (2025年10月発行)

特集 胆膵内視鏡処置具ガイド2025

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