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特集 動画で魅せる―より安全・確実なESD―
[胃]
ITナイフを用いた標準的な胃ESD手技
Standard method of gastric ESD using Insulated-Tip (IT) Knife
塩月 一生
1
,
滝沢 耕平
1
,
南方 信久
1
,
御厨 優一郎
1
Kazuo Shiotsuki
1
,
Kohei Takizawa
1
,
Nobuhisa Minakata
1
,
Yuichiro Mikuriya
1
1神奈川県立がんセンター消化器内科(内視鏡)
キーワード:
早期胃癌
,
ESD
,
ITknife 2
Keyword:
早期胃癌
,
ESD
,
ITknife 2
pp.933-937
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002781
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はじめに
早期胃癌に対する内視鏡治療は,1970年代に小黒らが隆起型早期胃癌をポリペクトミーで切除したことから始まった1)。1983年には平尾らが現在のESDの原型ともいえる,針状メスを用いて周囲切開を行ったあとにスネアリングを行う手法(endoscopic mucosal resection with HSE injection:ERHSE)を開発したが2),サイズの大きい病変では一括切除が困難であることを理由に広く普及しなかった。これらの課題を克服するべく,1996年に国立がんセンター中央病院内視鏡科グループがITナイフ(insulated-tip knife)を開発し,現在のESDが誕生した3, 4)。その後,処置具や周辺機器の目覚ましい進歩に加え,2006年の保険収載を契機として,本邦においてESDは急速に普及した。現在では,国内のみならず,国際的にも標準治療として確立されている。

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