Japanese
English
特集 消化管粘膜下腫瘍のすべて
[胃]
【Note】胃NETの取り扱い
Management of gastric neuroendocrine tumor(NET)
平澤 俊明
1
,
栗原 渉
1
,
森田 祐規
2
,
並河 健
1,3
Toshiaki Hirasawa
1
,
Wataru Kurihara
1
,
Yuki Morita
2
,
Ken Namikawa
1,3
1がん研有明病院上部消化管内科
2板橋中央総合病院消化器内科
3国立アイスランド大学病院消化器内科
キーワード:
胃
,
神経内分泌腫瘍
,
治療方針
Keyword:
胃
,
神経内分泌腫瘍
,
治療方針
pp.1011-1014
発行日 2024年7月25日
Published Date 2024/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001517
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はじめに
胃の神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor:NET)は,内分泌細胞への分化能を獲得した胃粘膜上皮細胞から発生する低悪性度の上皮性悪性腫瘍である。胃NETは他臓器のNETと異なり,高ガストリン血症が原因で発症するタイプが存在する。この病態を理解することは,胃NETの取り扱いにおいてきわめて重要である。本稿では,胃NETの病態と治療戦略について解説する。
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