JOHNS 40巻12号 (2024年12月発行)

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特集　TEES

【TEES　概説】

TEES創世記と将来展望―From Legacy to Innovation― 欠畑　誠治 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1447-1452

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TEES創世記

　耳科手術のパラダイムシフトは，革新的な手術支援機器の登場とともに起こってきた。革新的な手術支援機器の登場が，あたらな耳科手術のパラダイムシフトを引き起こしてきたと言い換えるのが適切かもしれない。William HouseがHorst Wullsteinの鼓室形成術を世界初の双眼式手術用顕微鏡OPMI-1とともにアメリカに持ち込んだとき，アメリカの学会の反応は冷淡なものであった^1）。「君のような目のいい若者がどうしてこんなものを使うのか」「耳科手術はそんなものなしになんの問題もない」などなど，歯科医でもあったHouseはさらに歯科医用ドリルを導入し，それまでノミツチが使われていた乳突削開術を刷新した。その後の歴史は彼が正しかったことを示しており，2012年，AOSはかつての“異端”を歴史的な先人として称えるセレモニーを行った。

内視鏡下・外視鏡下・顕微鏡下耳科手術，その選択堤　剛 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1453-1457

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はじめに

　耳科手術は長い間肉眼および顕微鏡下の手技を基本として行われてきた。しかし経外耳道内視鏡下手術（TEES）手技が紹介されて以降，世界中で急激に普及し，さまざまな病態に対する低侵襲手術のスタンダードな手技として定着した^1）。さらに近年外視鏡が開発され，外視鏡下耳科手術が急速に広がりつつある^2）。

【TEESを学ぶ】

TEESと中耳微細解剖岡野　高之 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1459-1462

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はじめに

　2000年代の光学機器の進歩に伴って導入された経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）は，外耳道から中耳へとアプローチするため，乳突蜂巣の骨や粘膜を温存しうる低侵襲な手技である。この新しい方法には，従来の中耳への顕微鏡的アプローチに比べて，解剖学的構造についての良好な視野が得られやすいこと，微小な構造への接近と拡大が可能であること，角度のついた内視鏡を使って顕微鏡で死角となりやすい箇所まで観察できることなど，いくつかの利点がある^1）。

TEESのための画像診断中村　雄 , 高橋　邦行 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1463-1466

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はじめに

　TEES（transcanal endoscopic ear surgery）は顕微鏡下の手術と比較して広角な視野により死角が少なくなること，接近による拡大視が可能となることなどにより，詳細に解剖を理解しながらの手術が可能である。一方で側頭骨は中頭蓋窩の位置が低い症例や，高位頸静球症例などの正常バリエーションが多く，髄液漏や大量出血などの思わぬ副損傷を引き起こしうるため，手術前の画像評価による危険構造物の理解は依然として重要である。また，真珠腫症例においてはTEESだけで摘出可能か，もしくはTEESと乳突削開術の併用が必要かの手術前のプランニングが手術時間の短縮に繋がる。

TEESに必要な機器とその準備大平　真也 , 小森　学 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1467-1471

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はじめに

　経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）は，従来の顕微鏡手術に比べて広角で良好な視野を得ることが可能であり，微細構造を詳細に観察することができる。しかし，その一方で綺麗な術野での正確な手術操作を加えるには長時間の片手操作を可能とする準備が必要である。

内視鏡操作の基本と応用―ESSから学ぶ― 菊地　瞬 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1472-1474

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はじめに

　内視鏡下鼻副鼻腔手術（endoscopic sinus surgery，以下ESS）と経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery，以下TEES）の操作では多くの共通点がある。本稿ではESSの内視鏡操作の基本と応用を解説し，TEESの内視鏡操作に活かしていただきたい。

TEESの削開限界水足　邦雄 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1475-1479

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はじめに

　経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）が広く普及し，真珠腫の手術でも広角の視野と高い拡大率を活かした経外耳道アプローチによって繊細で死角のない低侵襲な手術が行われている。特に近年，内視鏡下の経外耳道手術において水中下でドリルを使用するhydro-mastoidectomy^1）の手技が確立し，より広い進展範囲の病変に対してもTEESの適応となっている。

術中合併症とその対策後藤　崇成 , 伊藤　吏 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1481-1484

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はじめに

　経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）は低侵襲な手術としてわが国でも急速に普及してきている^1,2）。TEESでは，広角な視野をもつ内視鏡を対象に接近させ，さらに斜視鏡を組み合わせることで，死角が少なく明瞭な視野を得ることができる。しかしながら，TEESはkeyhole surgery，かつ原則としてone-handed surgeryであるため，顕微鏡下耳科手術（microscopic ear surgery：MES）とは手術手技が異なる部分があり，TEES特有の合併症に注意して手術操作を行う必要がある。

【TEESで治す】

鼓膜穿孔，滲出性中耳炎佐々木　亮 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1485-1489

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はじめに

　滲出性中耳炎に対する鼓膜換気チューブ挿入術，鼓膜穿孔に対する鼓膜形成術（接着法）は，比較的手術の経験の少ない医師が耳科手術の入門編として行う手術と思われる。また，鼓膜換気チューブ挿入術・鼓膜形成術（接着法）は，利き手の反対の手では耳鏡を持って行うことが一般的であるが，この耳鏡を内視鏡に持ち変えることでTEESの導入が可能になるものと思われる。よって，これらの手術は初めて行うTEESとして最適ではないかと考える。

癒着性中耳炎山本　和央 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1491-1496

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はじめに

　癒着性中耳炎は鼓膜が陥凹し鼓室内の粘膜に線維性に癒着した病態であるが，中耳粘膜の線毛機能やガス交換能が高度に障害されている状態である。中耳手術においては粘膜が重要であることは古くから知られているが，癒着性中耳炎の場合は正常粘膜が残存していない，あるいは病変の程度により温存できないケースも少なくない。正常粘膜そのものが残らないのであれば，術後の粘膜再生は期待できない。この点が癒着性中耳炎の治療が難しい大きな理由の1つである。

弛緩部型真珠腫高橋　昌寛 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1497-1502

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はじめに

　内視鏡の解像度が向上したこと，内視鏡手術の安全性を含めたメリットが認識されたこと，術後成績が蓄積されつつあること，2022年4月の診療報酬改定でTEES（transcanal endoscopic ear surgery）は経外耳道的内視鏡下鼓室形成術（K319-2）が追加されたことなどを背景にわが国における内視鏡手術の存在はさらに大きくなり，真珠腫に対しても適用されることが多くなってきた。

緊張部型真珠腫三橋　亮太 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1503-1506

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はじめに

　緊張部型真珠腫の多くが鼓膜後上象限（posterior superior quadrant：PSQ）の陥凹により生じ，角化物の貯留や肉芽形成を生じる。耳小骨，水平部顔面神経管の骨破壊を早期より生じやすく，EAONO/JOS分類でdifficult access sitesのS2と定義される鼓室洞へ進展しやすいという解剖学的特徴を持つ^1）。transcanal endoscopic ear surgery（TEES）では，わずかな骨削開と斜視鏡の使用によって多くの症例で鼓室洞を明視下に置くことが可能であり，THOMASSIN剝離子（Karl Storz社）などを用いることで後鼓室開放を行うことなく鼓室洞の上皮を挙上することができる。真珠腫が乳突洞を超えて，進展していなければTEESで治療が可能とされている^2）。われわれの検討では緊張部型真珠腫54例のうち乳突洞まで進展していた症例は8例のみであり^3），ほとんどの症例はTEESで対応可能である。

先天性真珠腫小林　泰輔 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1507-1510

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はじめに

　先天性真珠腫は近年症例数が増加している。これは症例数そのものの増加のためではなく，診療所における顕微鏡や内視鏡の普及により早期により多くの症例が発見されるようになったためと考えられる^1）。先天性真珠腫は自然消退例も報告されているが，進行例では手術の難易度も上がるため，原則として手術により治療される^2）。鼓室に発生母地があり，通常感染を伴わないため，経外耳道的内視鏡下耳科手術（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）の適応となる症例が多い^3）。

耳硬化症内田　真哉 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1511-1513

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はじめに

　TEES（transcanal endoscopic ear surgery：TEES）によるアブミ骨手術は内視鏡手術のエッセンスが凝縮されている。すなわち，視野の確保，止血の技術，接近視による観察，繊細な鼓室内操作などにおいて内視鏡的な手術手技を理解し，実施する必要がある。

耳小骨の形態異常太田　有美 , 佐藤　崇 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1514-1517

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はじめに

　耳小骨の形態異常とは，耳小骨の変形や欠損などが生じた病態であり，疾患としては，先天性耳小骨奇形や外傷性耳小骨離断などが含まれる。先天性耳小骨奇形は，胎生5週から7週に誘導される軟骨性耳小骨原基から骨化が終了して，ツチ骨，キヌタ骨，アブミ骨の形態が完成する24週頃までの段階に異常が生じて起こる。そのため，出生時から伝音難聴を示すのが特徴である。外傷性耳小骨離断は，何らかの外力により耳小骨の変位や変形をきたすものであり，後天的に伝音難聴が生じる。

外リンパ瘻天野　真太郎 , 窪田　俊憲 , 伊藤　吏 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1519-1525

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はじめに

　外リンパ瘻は内耳外リンパ腔と周辺臓器の間に瘻孔が生じ，内耳の生理機能が障害されることで，突発性・変動性・進行性の難聴や耳鳴，耳閉感，めまいなど多彩な症状が生じる疾患である。発症の原因・誘因によりカテゴリー1～4に分類されており（表1）^1），カテゴリー1の原因が明確な外リンパ瘻では原因に応じた手術が治療の選択肢の1つとなる。カテゴリー2～4では1週間程度の安静により瘻孔の自然閉鎖を期待するが，めまいの持続や高度の難聴，進行性難聴を呈している場合は手術加療が考慮される。

中耳腫瘍河口　倫太郎 , 堀　龍介 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1527-1530

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中耳腫瘍とその治療

　中耳腫瘍は稀ではあるが組織型は多彩である。組織型にはグロムス腫瘍，中耳腺腫^1），顔面神経鞘腫をよく経験するが，ほかには脂肪腫，孤発性線維性腫瘍（SFT）^2），悪性腫瘍^3）など多彩な組織型の報告がある。グロムス腫瘍は化学受容器である傍神経節（paraganglion）から発生する良性腫瘍である。病理学的には傍神経節腫（paraganglioma）と呼ばれる。主に上行咽頭動脈の分枝である下鼓室動脈，後耳介動脈の分枝である経乳突孔動脈から栄養されており，非常に血流が豊富であり易出血性であることが知られている^4）。鼓室型と頸静脈球型に大別される。

【TEESの広がり】

外視鏡併用TEES 山田　啓之 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1531-1534

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はじめに

　外視鏡はアームの先端に取り付けられた鏡体を自在に動かすことでさまざまな角度から術野を観察できる機器である。映像は大型のモニターに映し出され，3Dメガネを使うことで立体像を見ることができる。heads-up surgeryが可能で，同一術野の共有にも優れるなど，顕微鏡と異なる特徴を多く持つ。2010年代後半より開発され，脳神経外科領域で導入が進んでいるが，それ以外でも脊椎外科や一般外科などでも使われ始めており，近年，耳鼻咽喉科でも注目されている。

ロボット手術との関わり藤田　岳 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1535-1537

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はじめに

　耳鼻咽喉科頭頸部外科領域では咽頭腫瘍に対して手術支援ロボットda Vinciサージカルシステムが保険適用となり，耳鼻咽喉科医にとってロボット支援下手術は身近なものとなってきている。耳鼻咽喉科医の扱う領域のうち，特に中耳や内耳は微小な構造であるため，ロボット支援による精密な作業とは相性が良いと考えられる。耳科手術用のロボットの開発も他の領域と比べると多くはないものの，開発が進められてきており，ヨーロッパを中心に臨床応用されているロボットも存在する。

若手教育とTEES 角南　貴司子 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1538-1542

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はじめに

　経外耳道的内視鏡下耳科手術（TEES）は耳科手術の不可欠な一部となっている。内視鏡は術野の優れた視野を得ることができ，手術用顕微鏡では識別できない構造を確認することができる。顕微鏡に加えて内視鏡を使いこなし，その能力を維持する能力は，耳鼻咽喉科医において有益なスキルである。TEESのトレーニングには，内視鏡のための基本的なテクニックの習得，片手での剝離の習熟，内視鏡耳手術用の器具の使い方の習得などが含まれる。

TEESから頭蓋底へ大石　直樹 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1543-1545

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はじめに

　外側頭蓋底外科手術における代表的な疾患は，聴神経腫瘍，顔面神経鞘腫などの中頭蓋底疾患や，グロムス腫瘍などの後頭蓋窩疾患，および外耳中耳から発生する聴器癌などであるが，その中でも聴神経腫瘍がもっとも高頻度にみられる。聴神経腫瘍に対する手術を行うにあたっては，さまざまな手術アプローチ法が存在するが，代表的には脳神経外科医による後頭下開頭法，耳鼻咽喉科医による中頭蓋窩法，経迷路法に加えて，聴力温存・経側頭骨アプローチである後迷路法も選択肢となる。

連載　古典あれこれ

難聴のアメリカ人印象派画家グランヴィル・レドモンド川㟢　雄司 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1546-1548

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　美術史上の革命として名高い印象派の出現の背景には産業革命，とりわけ鉄道の隆盛があった。アメリカへもカナダへも鉄道網拡大の先で印象派が伝わった。

連載　診療つれづれ

耳垢除去の道具一考大蔵　眞一 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1550-1551

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はじめに

　耳垢は，外耳道皮膚の分泌腺から排泄された分泌物が，剝離した扁平上皮や埃と混ざり合って形成されたものと言われています^1）。以前より耳垢除去は医師の仕事なのか，耳垢は取る必要はないなど，耳垢除去に関していくつかの論争があります。

連載　ABR－深く理解し，正しく判定するために－

加齢性難聴とABR 水足　邦雄 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1552-1554

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はじめに

　世界的に高齢化社会が進んでおり，2050年までに世界で20億人が60歳以上になり，そのうち25％以上が加齢性難聴になると推定されている。

連載　わたしの研究歴

聴覚生理から頭頸部癌臨床へ－風に吹かれて漂うままに－菅澤　正 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1555-1559

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はじめに

　古希を迎え，医師人生も終幕を迎えているが，本連載の優れた先達の回想を読むと，ああすればよかった，なぜこの工夫をしなかったのかと，悔悟の念に堪えない。私の失敗談を記すことで若い先生の糧になればと思い寄稿する。

連載　症例をどうみるか

聴神経腫瘍に合併した前庭性片頭痛の1症例伊藤　友祐 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1561-1563

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はじめに

　診断や治療に難渋するめまいには，複数のめまい疾患が合併されていることがしばしばある。各々の疾患を診断し，各疾患の特徴を熟知することで，適切な治療がはじめて行える。

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目次 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1444-1445

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バックナンバー 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1471-1471

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学会・研究会予定 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1518-1518

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バックナンバー 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1526-1526

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学会・研究会予定 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1549-1549

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次号予告 40巻12号 , 2024年12月 , pp.1564-1564

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第40巻総目次 40巻12号 , 2024年12月 , pp.i-ix

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Key Words Index Vol. 40 40巻12号 , 2024年12月 , pp.x-xviii

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基本情報

JOHNS
40巻12号
(2024年12月発行)

電子版ISSN：印刷版ISSN：0910-6820 東京医学社

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【TEES 概説】

【TEESを学ぶ】

【TEESで治す】

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連載 古典あれこれ

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連載 ABR－深く理解し，正しく判定するために－

連載 わたしの研究歴

連載 症例をどうみるか

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