特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【味覚障害とそのマネージメント】
味覚リハビリテーション
宮城 翠
1
,
朴 依眞
1
,
周 天天
1
,
海老原 覚
1
Midori Miyagi
1
,
Uijin Park
1
,
Tiantian Zhou
1
,
Satoru Ebihara
1
1東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野
キーワード:
味覚障害
,
味覚想起リハビリテーション
,
濾紙ディスク法
Keyword:
味覚障害
,
味覚想起リハビリテーション
,
濾紙ディスク法
pp.88-91
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001965
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はじめに
味覚は栄養確保,危険回避,さらにはおいしさを構成する役割を担っている。その味覚が障害される味覚障害の原因の1位は特発性,2位が心因性,3位が薬剤性,4位が亜鉛欠乏1)とされ,多岐にわたる。現状では味覚障害に対し,亜鉛補充や口腔ケア以外に治療法がなく,これらを実施しても改善の得られない難治性の味覚障害に悩む患者も少なくない。われわれはこのような難治性の味覚障害に対し改善の可能性のある味覚想起リハビリテーション法を開発したので実臨床での運用も含め,概説する。

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