LiSA 32巻6号 (2025年6月発行)

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症例カンファレンス

100kg超の短時間の腹臥位手術古賀　聡人 , 柿沼　玲史 , 南立　宏一郎 , 柴田　晶カール 32巻6号 , 2025年6月 , pp.551-569

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飽食の時代，日本国内における肥満（BMI≧25kg/m²）の割合は31.7％と増加傾向であり，全世界では2050年に人口の半数超がBMI 25以上になると推測されている^1）。さらにBMI≧30kg/m²の人口は，1975年から2016年にかけて，肥満大国である米国では約11倍（1.4％→15.1％），日本では約75倍（0.1％未満→0.4％）にも増加している。肥満患者が増えているという臨床での実感は，あながち間違いではなさそうだ。

　今回は，肥満×腹臥位という一般的に嫌われモノの組み合わせに加えて，短時間手術としてできるだけ手術室を効率的に運用してほしいという注文まであった。病院経営が苦しい中，どうすれば安全性と効率性を両立させられるか。今月号の徹底分析シリーズにもあるように，腰痛予防など労務管理の観点からどういった工夫ができるか。「安全＝許容できないリスクがないこと」という定義から考える，安全な方法について，さまざまな観点から読んでいただきたい。

徹底分析シリーズ　麻酔科医・手術室スタッフの健康管理学—産業医学的ヘルスケア

巻頭言豊田　浩作 , 喜多村　紘子 32巻6号 , 2025年6月 , pp.587

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われわれの仕事は，患者さんの命と健康と安全を守ることです。これに異を唱える方はいないでしょう。では，そのために日々懸命に働くわれわれの命と健康と安全は，誰が守ってくれるのでしょうか？

　誰も守ってはくれない。自分自身で守るしかない。

　これが，多くの医療現場における現実です。医師の働き方改革が叫ばれ始めて久しいですが，手術を要する患者が減るわけではなく，この人手不足が解消するわけでもありません。われわれはこのしわ寄せを受け，蓄積し続ける疲れをごまかしながら，限られた時間と労力を絞り出しています。しかしそれも，いつか限界を迎えます。現に，心身が限界に達し憔悴しきって去っていった先輩や同僚を，われわれは今まで数多く見てきたではありませんか。

　われわれはこの過酷な環境に慣れすぎてしまいました。そして，この環境を根本的に変えるのが容易なことではないならば，われわれは自身を守るために，障害を引き起こし得るリスクを最小化し，今あるリソースを最大限活用し，またあるときは事業場外資源も活用するなどして，この過酷な環境を生き抜く術を身につけていかなければなりません。

　患者に向けている「命と健康と安全を守る」という使命のベクトルを，少しだけ，自分自身にも向けてみませんか。麻酔科医にはまだなじみの薄い産業医学の視点が，きっとその助けになります。

手術室スタッフの転倒予防と改善行動を促す方法論—賢い選択を促すためには一柳　彰吾 32巻6号 , 2025年6月 , pp.588-593

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手術室の床には電源コードや延長コード，吸引チューブまで，さまざまな転倒リスクが散らばっている。足を引っかけて倒れた場合には，スタッフ自身のみならず患者までも危険にさらすことになる。「整理整頓」の標語ポスターを貼るだけでは何の解決にもならない。これらの問題を「もとから断つ」ためにできることを，行動経済学（ナッジnudge理論）の観点から考えていく。

腰痛対策—医療労働と人間工学谷　直道 , 榎原　毅 32巻6号 , 2025年6月 , pp.594-599

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手術室内の医療労働は，長時間の同一姿勢保持，患者の体位変換などに伴う不良作業姿勢，放射線防護エプロン着用による身体負担など複合的な腰痛リスクにさらされている。これらの腰痛リスクを低減するためには，適切な休憩や動きの設計に加えて適切な作業姿勢になるような環境設計などの職務設計（ワーク・デザイン）が必要である。

　本稿では，身体負担を軽減するためのワーク・デザインについて，人間工学的な視点を交えて解説する。

暑熱・寒冷環境対策—麻酔科医・手術室スタッフの健康およびパフォーマンスを維持するには永野　千景 , 堀江　正知 32巻6号 , 2025年6月 , pp.600-605

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医療施設における温湿度管理の意義として，利用する患者の病状に影響しないことはもちろん，快適な療養環境を構築することが挙げられる。それが，医療従事者にとっても快適な労働環境にもなる。しかし，術中に患者と医療従事者，両者にとって快適で衛生的な温湿度とすることは，両者の健康状態や身体活動量，着衣の差異に加え，感染防御対策や手術術式などにより困難なことが多い。そして，患者と術者を優先する意識から，麻酔科医は暑熱・寒冷リスクにさらされる。しかし，医療従事者に係る安全衛生の向上が安全で良質な医療提供にもつながることから，手術室の温湿度管理にも対策が必要である。

夜間・不規則勤務と睡眠負債対策—科学的知見・予防的労務管理・多層的アプローチによる支援の視点から吉川　徹 32巻6号 , 2025年6月 , pp.606-609

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麻酔科医は少人数体制で緊急手術にも対応するため，夜間・深夜勤務（以下，夜勤）による睡眠負債（メモ）が深刻な課題となっている。睡眠不足は医療ミスのリスクを高めるのみならず，医師自身の健康障害や過労死のリスクを増大させる。

　本稿では，医療従事者，特に麻酔科医に焦点をあて，夜勤による健康影響と睡眠管理の重要性について述べ，睡眠の生物学的基礎に立脚した最新技術の応用，近年見直しがなされた医師の働き方改革に関連した労働法制上の課題，医療チーム・組織として取り組むべき睡眠管理戦略についても検討する。

メンタルヘルスのためのEAP1：セルフケア—ストレスチェックを活かした心のセルフケアと働きやすい職場づくり真船　浩介 32巻6号 , 2025年6月 , pp.610-613

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ストレスチェックでは，セルフケアとして自身の不調と負担に気づき，抱え込まずに相談する習慣をつくることが重要である。またセルフケアだけではなく，ストレスチェックを通じて職場に共通する課題を把握し，対策を検討するという，働きやすい職場づくりにつなげることも重要である。働きやすい職場づくりでは，建設的に改善策を検討するために，原因追求にこだわらず，職場の強みに着目することも求められる。

　本稿では，心の健康を守るために，ストレスチェックの結果をより身近なツールとして，セルフケアと働きやすい職場づくりに活用する方法を紹介する。

メンタルヘルスのためのEAP2：部署・管理者・病院内資源によるケア—労務・スキル・コミュニケーション・倫理ジレンマへの対応藤澤　大介 32巻6号 , 2025年6月 , pp.614-617

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医療者のメンタルヘルスは，労務環境，業務内容，臨床スキル，人間関係，医療倫理などの幅広い要素から影響を受ける。本稿ではその内容を概観し，個人や組織ができる対策を解説する。なお本稿は，メンタルヘルスの問題に悩む一当事者に向けた視点で記述したが，管理者や同僚など，支援にあたる立場の人にも，視点を変えて読み替えていただければ有用と考える。

メンタルヘルスのためのEAP3：事業場外資源によるケア—影の立役者に迫るメンタルヘルスの現実山田　恵子 32巻6号 , 2025年6月 , pp.618-621

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「麻酔科医は手術室の忍者」

—生成AIが教えてくれたこの言葉を聞いて，私はふと昔を思い出した。かつて私も毎日のように手術室にこもり，時には明け方までオペに立ち向かう生活を送っていた。やりがいを感じる一方で，理不尽な手術も多く，麻酔に失敗する夢を見て目が覚めることもあった。それから10年以上が経ち，現在は慢性痛を診る臨床医として，重度の痛みを抱え，バーンアウト（燃え尽き症候群）の末に休職や退職を余儀なくされた患者，あるいは他院で鎮痛薬漬けとなり，眼前に漂着した患者の社会復帰を支援している。また，産業医としてさまざまな労働者の健康管理にも携わるようになった。そんな今，かつて白い灰のように燃え尽きるまで働いたあの頃の朝焼けを思い出しながら，この原稿を書いている。

　確かに麻酔科医は，手術室で患者の生命を影で支える縁の下の力持ち。しかし，その「影」が深すぎると，自分自身を見失いかねない。もし今，ストレスの限界を超えそうになっている人がいたら，どうか届いてほしい。自分自身を見失わないように。

　本稿では，麻酔科医特有のメンタルヘルスリスクと，手術室の外にある「救いの手」＝事業場外資源の活用法を紹介する。

健康な麻酔科医が質の高い医療を提供する—産業医学的観点からみた安全衛生管理の基本喜多村　紘子 32巻6号 , 2025年6月 , pp.622-627

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一人前の麻酔科医は，ハードな勤務も仕方ない

こんな考えが，無意識のうちに根づいていませんか？　でも，ちょっと待ってください。あなたの集中力，判断力，パフォーマンス……ベストの状態で業務に向かえているでしょうか。どうすれば，持続的に安定して高いパフォーマンスを発揮できるのか。麻酔科医の健康を守ることが，医療安全や病院経営にもプラスに働きます。産業医学の視点から，麻酔科医の安全と健康を考えていきます。

快人快説

CALSのすゝめ—チームで救う心臓血管外科術後心停止高木　大地 32巻6号 , 2025年6月 , pp.631-639

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はじめに

ICUに開心術後の患者を収容している施設での一場面。夜間，術後患者が心停止を起こし，当直の麻酔科医が胸骨圧迫を開始しようとしたところ，駆けつけた心臓外科医に「ちょっと待って」と制止された——。こうした経験から，開心術後心停止に対する蘇生対応に悩ましさや不安を感じている医師やコメディカルスタッフは少なくないと考えられる。そこで本稿では，開心術後心停止に対する蘇生に特化したCardiac Surgery Advanced Life Support（CALS）プロトコルについて説明し，どのように日常診療に落とし込んでいくかを交えて考えていきたい。なお，本稿執筆は，特定非営利活動法人CALS Japanに所属するメンバー〔植野剛（理事長），野上英二郎（副理事長，福岡徳洲会病院）〕で行い，筆者がまとめたものになる。

ちょっと拝見となりのDAMカート

湘南鎌倉総合病院の巻菊池　佳奈 , 中村　優太 32巻6号 , 2025年6月 , pp.547-549

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基本情報

手術室18室に対してDAMカート2台（中身は同じ）

W 70cm×D 45cm×H 85.5cm

DAMカートは手術エリア中央に配置している。

置き場所から最も遠い手術室の麻酔器前まで小走りで36秒。

i-gel（#3/#4/#5）やアンビューバッグ，ヘッドバンド，経鼻エアウェイ（7.0mm），

経口エアウェイ（大/小）は，全手術室に常備している。

気管支ファイバースコープはDAMカートにはなく，エコーなどとともに麻酔科器材庫にあり，小児DAM物品は，小児麻酔カートに積載している。

連載

みんなのプロフィール帳柿沼　孝泰 32巻6号 , 2025年6月 , pp.550

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麻酔科専門医を取得して，さてこれからどうしよう。

サブスペシャリティ？　研究？　麻酔は楽しいし，どれもやってみたい。

結婚や出産はどうしよう？

先輩たちは，どうしてきたんだろう…？

THE Editorials 32巻6号 , 2025年6月 , pp.642-644

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The New England Journal of Medicine

Editorial：

Fowler VG Jr. Eight days a week—BALANCING duration and efficacy. N Engl J Med 2025；392：1136-7.

Article：

Daneman N, Rishu A, Pinto R, et al；BALANCE Investigators. Antibiotic treatment for 7 versus 14 days in patients with bloodstream infections. N Engl J Med 2025；392：1065-78.

■血流感染症は重大な死因だが，適切な抗菌薬治療期間は？

血流感染症は北米において60万人が罹患し，9万人が死亡，世界的にみれば290万人が死亡する重大な病態である。救命のためには早期の抗菌薬治療が重要であるが，その治療期間については十分な研究がなされていない。手元のICU関係の成書をみても，心内膜炎や感染性血栓性静脈炎などを合併していない症例の場合には，14日間の抗菌薬治療が推奨されている一方，いくつかの小規模研究では14日間に対して7日間という，より短い期間の抗菌薬治療における非劣性が示されている。抗菌薬治療期間が長くなることで，副作用やC. difficile感染症，耐性菌出現増加などのリスクが増加し，治療費も上昇する反面，抗菌薬治療期間が短すぎれば，治療が不十分となったり，血流感染症が再発したりするリスクがある。

連載　医学教育お悩み相談室あなたも教え上手になれる！第9回

評価のやり方がわかりません谷　真規子 32巻6号 , 2025年6月 , pp.570-578

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私が勤務している病院は研修プログラムの連携施設です。専攻医の評価を定期的にしなければならないことになっていて，評価表を記入するよう指示されますが，書き方がよくわかりません。到達度評価は基準がよくわからないので，本人が見ても落ち込まないような点数をつけています。また，「形成的評価」と「総括的評価」という自由記載欄がありますが，何がどう違うのかわかりません。どのように評価したら良いのでしょうか？（卒後18年目，研修連携病院勤務）

連載　ブックレビュー

『日ソ戦争—帝国日本最後の戦い』/『貨物列車で行こう!』/『いつか死ぬ，それまで生きる　わたしのお経』 32巻6号 , 2025年6月 , pp.628-630

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diary

千葉県木更津市桒原　極 32巻6号 , 2025年6月 , pp.579

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木更津市は千葉県の中西部（マスコットの“チーバくん”では上腹部）に位置する，およそ13.6万人の都市です。地名は，古事記に登場する日本武尊が妻を偲び，しばらくこの地を去らなかった「君不去（きみさらず）」に由来すると言われています。東京湾アクアライン（写真1）の開通で，羽田空港から木更津駅まで高速バスで40分程度と都心からのアクセスが向上し，都内から自動車で通勤している常勤医もいます。

　国保直営総合病院君津中央病院（以下，当院）は，木更津市とその周りの君津市，富津市，袖ケ浦市の4市からなる君津保健医療圏で，唯一の総合病院です。千葉県内では特に医療資源の少ない地域です。手術件数は年々増加を続け，ここ数年は麻酔科管理件数が1年あたり150件ほど増えました。

こどものことをもっと知ろう第73回

免疫性血小板減少症（ITP）長江　千愛 32巻6号 , 2025年6月 , pp.580-583

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小児科医：ITPって何の略か知ってる？

研修医：日本語では特発性血小板減少性紫斑病ですね。特発性だから……idiopathic thrombocytopenic purpuraです！

小児科医：残念。免疫性血小板減少症immune thrombocytopeniaが正式な名称になりました。血小板が減少する機序がわかったから，特発性ではなくなったのです。

研修医：機序って？

小児科医：血小板に対する自己抗体ができて，血小板が脾臓のマクロファージなどに捕捉・破壊されるのです。抗血小板抗体は巨核球にも作用し血小板産生も低下させることが報告されました。

研修医：そうなのですね。でもどっちも略せばITPだから……。

小児科医：疾患の発症機序，病態を考えるのは大事なことです。

研修医：はーい。

時短・簡単・驚嘆レシピ　夕ご飯　何にする？

—62nd recipe—自家製塩豚でさっぱりお鍋川真田　美和子 32巻6号 , 2025年6月 , pp.585

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自家製の塩豚を作ってみませんか？

かたまりの豚肉に塩麹をまぶし，冷蔵庫で熟成させるだけ。

うま味がぎゅっと詰まった生のベーコンのようになるので，ベーコンと同じように焼いたり，煮込んだり，パスタやサンドイッチの具など，さまざまな料理に使えます。

今回は，さわやかなレタス鍋にしました。

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スキまTimes 32巻6号 , 2025年6月 , pp.616

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Back Number 32巻6号 , 2025年6月 , pp.646

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from LiSA 32巻6号 , 2025年6月 , pp.647

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目次 32巻6号 , 2025年6月

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LiSAカレンダー 32巻6号 , 2025年6月

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LiSA
32巻6号
(2025年6月発行)

電子版ISSN：1883-5511 印刷版ISSN：1340-8836 メディカル・サイエンス・インターナショナル

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第10位腰痛対策—医療労働と人間工学谷直道,榎原毅 LiSA 32巻 6号 pp. 594-599 (2025年6月1日) メディカル・サイエンス・インターナショナル

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