快人快説
法的観点からみたDNAR指示の根拠に関する一考察—医療倫理の4原則をふまえて
荒井 俊行
1
Toshiyuki ARAI
1
1荒井東京法律事務所
pp.819-826
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360320080819
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「生死を分かつ法律はあるのか」
生きることと向き合う医療者にとり「死」は他の職種より一層身近なものであり,臨床の現場ではさまざまな死を経験する。どこでどのように死ぬるのかは,ある意味,患者個人の権利とも受け取れるが,判断の根拠となる日本の法律については理解しておくべきだろう。徹底分析シリーズ「麻酔科医として死に向き合う」の続編として,生と死を分かつための法的な見地を弁護士・荒井俊行先生にお願いした。先生の深く広いお考えを,患者のみならずご自身のこととして受け止めていただきたい。

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