疾患別• 知っておきたい皮膚科の検査とその評価法
29 神経線維腫症1 型
吉田 雄一
1
1鳥取大学医学部感覚運動医学講座,皮膚病態学分野
キーワード:
神経線維腫症1型
,
レックリングハウゼン病
,
遺伝子診断
Keyword:
神経線維腫症1型
,
レックリングハウゼン病
,
遺伝子診断
pp.922-925
発行日 2017年5月31日
Published Date 2017/5/31
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000312
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神経線維腫症1 型(NF1)はカフェオレ斑,神経線維腫という特徴的な皮膚病変を生じる遺伝性疾患である。成人であればあまり診断に迷うことはないが,家族歴のない小児では臨床診断(特にレジウス症候群との鑑別)は困難である。本稿では,NF1 の早期診断に必要な検査法について,遺伝子検査を中心に述べる。
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