連載 看護教育における授業設計・10
実習指導案作成の実際―本実習の位置づけから本実習の考察まで
宇佐美 千恵子
1
,
佐藤 みつ子
1
,
青木 康子
1
1東京都立医療技術短期大学
pp.44-50
発行日 1992年1月25日
Published Date 1992/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900327
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はじめに
看護教育にとって臨床実習は欠くことの出来ない重要な学習であることは,誰もが認めるところである.実習は理論と実践の統合の場であるとよくいわれる.また新カリキュラムの意図している判断能力や応用能力,さらに問題解決能力を身につける等からも,臨床実習への期待の大きいことが考えられる.
しかし,ただ臨床実習で体験を積み重ねていけば,そのうちにこれらが自然に身につくわけではない.そこには教員や指導者の意図的な関わりが必要である.
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