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臨床実習指導の考察—実習計画立案への教師のかかわり
平 典子
1
,
鎌田 ミツ子
1
,
一戸 とも子
1
1弘前大学医療技術短期大学部看護学科
pp.685-688
発行日 1986年10月25日
Published Date 1986/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908288
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はじめに
計画立案とは,患者を支援するために何ができるかを決定することであり,これには,目標の設定,優先順位の決定,問題解決の方策の計画などが含まれる1).計画をたてるには,時間,労力,思考,想像力,決断力などを要するが,それは臨床教育の重要な一側面である.そして,細心の配慮と十分な準備をもって立てられた実際的な計画は,学習経験を意味深いものにする2)ことは周知のとおりである.
ここでいう実習計画とは,学生が実習日ごとに,その日の実習目標,および行動計画を経時的に記したものをさす.
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