日本看護協会機関誌「看護」 77巻1号 (2024年12月発行)

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特集1　地域の看護職の連携・協働による　健康・療養支援体制の強化

扉 77巻1号 , 2024年12月 , pp.17-17

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わが国では、従来の病院完結型から地域完結型へと体制の転換がはかられ、なんらかの疾病や障害を抱えながら「地域」で暮らす人々が増加しています。また、健康課題が複雑・多重化する一方で自助機能は衰え、QOLが低下する人々も増えています。これらを受けて、日本看護協会では「地域における健康・療養支援体制の強化に向けた取組み」を重点事業に掲げ、2024年11月に冊子「自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり～住み慣れた地域で暮らし続けるための重症化予防～」を公表しました。

総論

今、必要とされる地域における健康・療養支援体制の強化松本　珠実 77巻1号 , 2024年12月 , pp.18-22

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本稿では、地域における健康・療養支援体制の強化が求められる背景とその現状を詳述。さらに、今後の地域における健康・療養支援体制の強化に必要とされる「看護機能の強化と拡充」「地域におけるシステムの構築」「地域の看護職の連携・協働」「人材育成」について説明します。

解説

冊子「自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり～住み慣れた地域で暮らし続けるための重症化予防～」について日本看護協会健康政策部保健師課 77巻1号 , 2024年12月 , pp.23-27

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日本看護協会では、地域全体の健康・療養支援における看護機能の強化・拡充と、自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくりが全国で実践・展開されることをめざし、取り組みのポイント等をまとめた冊子を公表しました。ここでは、その内容を概説します。

報告1

奈良県宇陀市における地域医療・介護連携ネットワークの推進林　佳江 , 井本　英実 77巻1号 , 2024年12月 , pp.28-33

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本稿では在宅医療・介護連携推進事業における「入退院支援」「日常の療養支援」「看取り」に関する課題解決の取り組みと、地域医療・介護連携ICTネットワーク「宇陀けあネット」による情報共有や連携の強化などについて報告。さらに、これからの病院看護師の役割について述べます。

報告2

静岡県の健康寿命の延伸と地域包括ケアシステムの構築島村　通子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.34-39

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本稿では、静岡県における、県民の健康寿命の延伸、医療と介護の総合的な確保、提供体制の構築について、地域の看護職を含めた医療・福祉職等との協働、およびその効果、今後への期待などを報告します。

特集2　効果的な会議

扉 77巻1号 , 2024年12月 , pp.49-49

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会議の時間が長い、回数が多い、何も決まらない……このような悩みは、多くの人が抱えているのではないでしょうか。会議の効率性や生産性を上げ、意思決定できる場とするには、看護管理者の役割が大変重要です。

総論

「効果的な会議」と看護管理者の責務井部　俊子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.50-52

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会議には想像以上にコストがかかっており、その分の成果を上げるには工夫が必要です。本稿では、主にアマゾンの会議の手法や考え方を参考にしながら、効率性や生産性を上げるヒントを示します。さらに、看護師長会議において、意思決定者である看護部長に求められる責務について考えます。

解説1

会議の質を高める工夫古閑　慎一郎 77巻1号 , 2024年12月 , pp.53-56

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企業で行われる会議で意識されていることを知っておくと、看護部内の会議の質を高めるヒントが得られます。本稿では、コンサルタントの立場から、①会議の2側面、②会議の2形態、③組織における3つのレベルの意思決定と活用する情報・ツール、④経営意思決定の原則について紹介します。

解説2

伝わりやすい資料が「効果的な会議」をつくる末武　友紀子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.57-60

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伝わりやすい会議資料は、会議の有効性や生産性を向上させます。本稿では、筆者自身の経験から学んだ会議資料作成のポイントや、人それぞれの価値観は多様であるという考えを押さえた上で、2つの事例を紹介。さらに、会議資料が組織の創造性を育む可能性について言及します。

報告

看護師長会議は看護部長の真剣勝負の場佐々木　菜名代 77巻1号 , 2024年12月 , pp.61-63

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看護師長会議の司会は、多くの施設で看護師長が持ち回りで行っていますが、筆者は自らが「議長」となって進行役を務めています。本稿では、その経緯と、看護部長が議長となることで会議にもたらすメリットについて紹介します。

かお

助産に魅せられ、看護の道をまい進堀内　成子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.3-5

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堀内成子さんは、助産師が自立して本来の力を発揮できるよう、妊婦健診から分娩・産褥期、育児期まで継続してかかわることができる施設の開設に尽力し、助産教育の大学院化や、助産教育と助産師個人の評価制度の創設、アジア・アフリカ諸国への助産技術の移転に力を注いできました。これらの功績が認められ、2024年に第20回ヘルシー・ソサエティ賞を受賞。助産教育や助産師の躍進に大きく貢献してきたこれまでの取り組みや、現在、堀内さんが注目していること、めざしていることについてうかがいました。

日本看護協会

会長の手帳―人を幸せにしつつ、自分も幸せになる、最高に良い仕事高橋　弘枝 77巻1号 , 2024年12月 , pp.8-8

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　11月20～22日マレーシア・クアラルンプールで開催された第22回国際看護師協会（ICN）アジアワークフォースフォーラム（AWFF）、第18回アジア看護師協会同盟（AANA）会議に出席しました。参加協会は中国（AWFFのみ）・香港・マカオ・インドネシア・インド・日本・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・マレーシアでした。特にAWFFのプログラムは、ICN事務局長ハワード・カットン氏の「世界の看護」の最新情報とICNワークフォースデータのフィードバック、ジェームズ・ブハン教授の労働力問題（移民問題・人員配置等）のセッション、参加協会との最新情報の交換、労働力確保の問題やテクノロジーとスキルのバランス等のセッションと盛りだくさんでした。

副会長活動ダイジェスト任　和子 , 山本　則子 , 勝又　浜子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.9-9

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いよいよマイナ保険証へ移行

　12月2日より従来の健康保険証は新規発行されず、マイナ保険証への移行が始まります。国民の認知度は向上しているようですが、11月21日に開催された第186回社会保障審議会医療保険部会では、マイナ保険証の利用率が15.67％（2024年10月時点）であることが報告されました。この数値からも、利用促進に向けたさらなる周知が必要であることがうかがえます。そのため、医療機関等での受診時には、マイナ保険証の利便性や使い方について丁寧な説明が求められます。マイナ保険証により通院歴や薬の履歴が確認できることは、人々のセルフケアを支援する新たな可能性としても期待されます。また、訪問看護ステーションでは12月2日からオンライン請求・オンライン資格確認が義務化されます。しかし、準備完了率が約6割に留まっています。システム導入の回線準備などに時間がかかり、現場からは苦労の声が聞かれています。厚生労働省には、全施設に対して、引き続き導入状況の把握や支援を求めました。

専務理事からのワークリポート中野　夕香里 77巻1号 , 2024年12月 , pp.10-11

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2024年度第9回常務理事会（11月15日）報告

　衆議院選挙後、国政の様相が大きく変わり、政権運営における与野党協議の重要度が増しています。一方、昨日（11月24日）に投開票が行われた名古屋市長選挙の当選者は「大政党の支援がないからこそできることがある」と語っていました。選挙に臨む候補者も政党も、また、有権者の中でも、活動や意思決定のあり方、価値観が変化への過渡期にあるように感じます。どのような状況下でも、私たち職能団体は、推進すべき政策、守るべき現場をしっかりと見すえて、ブレずに活動しなければならないと痛感します。

常任理事のマンスリー通信吉川　久美子 , 井本　寛子 , 木澤　晃代 , 田母神　裕美 , 橋本　美穂 , 松本　珠実 77巻1号 , 2024年12月 , pp.12-13

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高齢化社会の理想的な医療提供をめぐるシンポジウム

　秋が短く、表参道の欅の木の葉は、紅葉後あっという間に落ち葉となってしまいました。11月2日に、秋田大学主催の「第1回デジタル医学・医療教育ネットワーク推進　全国シンポジウム」に参加しました。高齢化が進む中、医療の高度化・多様化に対応すべく、理想の医療提供のために、卒前・卒後そして生涯教育のあり方、医療チームや組織づくりについて、さまざまな角度からプログラムされたシンポジウムでした。私は、「2040年の社会に向けた医療圏全体で取り組む看護職の育成・確保・共有のためのネットワークづくり」をテーマに登壇しました。2040年に向け、看護職の活動が在宅へ広がり、外来や訪問看護などの看護機能の強化の必要性と人的資源の制約が生じる中での、地域全体における看護職の育成・確保・共有についてお話ししました。現在、2040年に向けた看護提供体制の検討を進めていますが、超高齢化と過疎化が進む秋田県の取り組みを知ることができ、とても刺激になった1日でした。

日本看護協会　TOPICS

神戸研修センターの認定看護師教育課程と認定看護管理者教育課程は2025年度をもって閉講します吉村　浩美 77巻1号 , 2024年12月 , pp.14-16

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　看護師等の人材確保の促進に関する法律に基づく「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」では、継続的に自己研鑽を積めるような研修システムの構築等の環境整備や、高度化・多様化する医療に対する国民のニーズに応えるため、専門性の高い看護師の育成や、看護系大学・大学院における質的な充実が明記された。

日本看護協会　看護研修学校の窓から

看護研修学校が実施する特定行為研修―受講しやすさをめざして渋谷　智恵 77巻1号 , 2024年12月 , pp.44-44

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特定行為に係る看護師の研修制度

　2015年10月に施行された「特定行為に係る看護師の研修制度」は、本年度で9年が経過しました。日本看護協会（以下：本会）は、制度施行の2015年度より認定看護師を対象に特定行為研修を実施し、これまでに修了した認定看護師は1,044人となります。また、2020年度より領域別パッケージ研修「在宅・慢性期領域」を、在宅領域に従事する看護師も受講可能としたことで、在宅領域の看護師の研修修了者は55人となりました（2024年9月）。

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

自施設・地域において感染症対応ができる看護師の継続的な育成と仕組みづくり柴谷　涼子 , 岡森　景子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.45-45

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　大阪府看護協会（以下：本会）では、コロナ禍の2021年度以降、感染管理専門家不在の中小規模病院や社会福祉施設で働く看護師を対象に、自施設および地域において感染症対応ができる看護師の育成を行っている。本稿では、“感染症に強い大阪” をめざした取り組みを紹介する。

日本看護協会　国際情報のページ

第55回（2024年度）日本看護学会学術集会　国際保健・国際看護政策に参画する看護職のキャリア構築に関する交流集会の報告平野　由美 77巻1号 , 2024年12月 , pp.46-46

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　日本看護協会（以下：本会）は、2018年度より行った国際交流事業の見直しにおいて、国際保健・国際看護におけるキャリア継続支援の重要性が認識されたことを受け、2022年度、2023年度の日本看護学会学術集会にて、国際保健・国際看護政策に参画する看護職のキャリア構築に関する交流集会を開催した。本年度は、これまでの議論を踏まえ、看護職の強みを活かし、国際保健・国際看護領域における政策にかかわるキャリア構築について議論する機会とした。

N.Focus

プロセス改善による生産性向上―NKリーン生産方式の活用① 兄井　利昌 77巻1号 , 2024年12月 , pp.67-71

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筆者は、リーン生産方式という手法を医療現場に適した形で導入し、改善を行っているコンサルタントです。本稿では、この生産方式の概要を説明した上で、看護現場でよく見られる無駄と、その原因・対策を解説します。

窒息リスク評価の標準化をめざして迫田　綾子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.72-76

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窒息のリスクを誰でも・どこでも・短時間で・包括的に評価できるものにすることを目標に考案された「窒息リスク評価表」。食事におけるポジショニングやケアのあり方を追求する筆者が、その開発経緯や具体的な利用法などを紹介します。

【連載】映画と、生きるということ（13）

時代に寄り添う新しい男性の生き方　『PERFECT DAYS』渡辺　裕子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.78-79

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ストーリー

　東京の下町にある風呂のない古いアパートに住み、渋谷でトイレの清掃員として働く平山という男。まだ夜が明けきらぬうちに起き、歯を磨き、顔を洗い、髭を整える。室内で育てている植物に水やりをし、つなぎに着替えて外に出ます。アパートの脇にある自販機で缶コーヒーを買い、車の中でお気に入りの曲を聞きながら仕事場に到着。仕事は決して手を抜かず、便器の裏側を鏡で確認しながら黙々と取り組む様はまるで修行僧のよう。トイレという空間が、またたく間に彼の手によって磨き上げられていきます。昼食はいつもコンビニエンスストアのサンドイッチ。決まった公園のベンチに腰掛け、木漏れ日を浴びながらしばし休憩。夕方、仕事から戻ると、銭湯の一番風呂に入り、帰り道にあるいつものお店でお酒を1杯。何も言葉を交わさずとも、お気に入りの酒の肴が数品供され、食べ終わると自転車でアパートへ帰り、文庫本を読みながら眠りに落ちます。

【連載】People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち（1）

連載のはじめに　市民主体のケアにおける看護職のありよう射場　典子 , 中村　めぐみ 77巻1号 , 2024年12月 , pp.81-85

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市民が主体となるケアとは

　聖路加国際大学では2003年よりピープル・センタード・ケア（PCC）という新たなケアの開発に取り組んでいます。

【連載】看護と経営事例から学ぶマネジメント（10）

［実践編④］「医療の質」評価における診療報酬、機能評価係数Ⅱの役割鳥海　和輝 77巻1号 , 2024年12月 , pp.86-88

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　これまでに病院経営を考える上で、①病院の維持、地域医療提供体制の維持を考える、②医療の質の向上をめざす、③医療は「保険制度」の下にある点を忘れない―の3点が最重要視点になること、さらに②の「医療の質」の向上には、さまざまな視点があることを確認しました。

【連載】患者の望む在宅医療を実現する退院支援「PASセルフケアセラピィ」の活用（12）

最新セルフケアプログラム⑩　治療的援助関係の展開―心的安全空間の生成宇佐美　しおり 77巻1号 , 2024年12月 , pp.89-93

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　患者のセルフケアを展開するに当たって、オレムは看護システムの中で看護師-患者関係が重要であるとし、岡谷^1）は信頼関係が重要であることを強調してきました。最新セルフケアプログラムでは、さらにセルフケアを促進するための援助関係を、「治療的援助関係」と称して展開しています。

【連載】医療安全TOPICS（170）

医療安全情報No.215「食事中止時のインスリン投与による低血糖」について井上　純子 77巻1号 , 2024年12月 , pp.94-95

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今号では、2024年10月、公益財団法人日本医療機能評価機構が公表した「食事中止時のインスリン投与による低血糖（医療安全情報No.215）」の内容を中心に紹介します。

医療行政なるほど塾

新たな地域医療構想で医療機関機能を報告急性期医療に一定の制限を設ける「社会保険旬報」編集部 77巻1号 , 2024年12月 , pp.96-97

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2040年を見すえて策定する新たな地域医療構想の検討が進められています。厚生労働省は、地域で医療機関が担う役割として、3つの「医療機関機能」を設定し、医療機関に報告を求める方針を決め、10月17日の「新たな地域医療構想等に関する検討会」（遠藤久夫座長）で説明しました。厚労省は、同構想の策定に向け、2025年の通常国会に関連法案を提出する考えです。

JNA INFORMATION

2025年度日本看護協会が提供する研修他 77巻1号 , 2024年12月 , pp.40-43

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2025年度日本看護協会教育計画に基づくオンデマンド研修のご紹介～新規配信研修をぜひご活用ください～

　看護管理者や、施設内で教育を担当する方は、そろそろ2024年度の教育計画を評価し、2025年度の計画を立案するころではないでしょうか。

WHO NEWS

看護教育におけるヘルスヒューマニティーズの可能性聖路加国際大学WHO看護開発協力センター 77巻1号 , 2024年12月 , pp.47-47

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ヘルスヒューマニティーズとは？

　ハフマンと井上のヘルスヒューマニティーズ（Health Humanities：健康人文学）の定義と分野特性は以下のとおりである。「ヘルスヒューマニティーズとは、保健・医療と芸術・人文学・社会科学を融合した新分野です。目的はこれらの分野の知識と実践がどのように医療者の教育と研究を進め変革していくか、そして患者・医療職者・その間にいるすべての人の健康とウェルビーイングにどのように貢献しうるかについて探求することです。ヘルスヒューマニティーズはアカデミックな一領域にとどまらず、持続可能な医療システムの確立とより健康的な社会の構築という共通目標に向かって、さまざまな人々を結びつける学際的な運動です」^1）。

厚生行政ウォッチング

《2024.10.16～2024.11.15》株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部 77巻1号 , 2024年12月 , pp.98-99

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医療・看護

10月17日➡厚生労働省は「新たな地域医療構想等に関する検討会」（第10回）を開催。新たな地域医療構想として、病棟・病床の機能と、医療機関の機能に関する議論を行った。そこでは、急性期病院について機能（医療内容）と施設数の両面で集約化・重点化をはかり、病院経営の維持・医療の質を確保する方針などを固めた^★1。

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目次 77巻1号 , 2024年12月 , pp.6-7

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日本訪問看護財団からのお知らせ 77巻1号 , 2024年12月 , pp.100-100

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看護faxご注文票 77巻1号 , 2024年12月 , pp.101-101

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読者faxシート 77巻1号 , 2024年12月 , pp.102-102

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読者プレゼントBOOKS＋ 77巻1号 , 2024年12月 , pp.103-103

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次号予告・編集後記 77巻1号 , 2024年12月 , pp.104-104

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基本情報

日本看護協会機関誌「看護」
77巻1号
(2024年12月発行)

電子版ISSN：2437-0193 印刷版ISSN：0022-8362 日本看護協会出版会

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