【連載】N.Focus
災害時における情報管理の手法「クロノロジー」―東京都多摩府中保健所における災害時保健活動の充実に向けたクロノロジー研修から
石田 千絵
1
,
佐藤 茜
2
,
佐藤 太地
3
,
河西 あかね
4
1日本赤十字看護大学 看護学部地域看護学 教授
2東京都多摩府中保健所市町村連携課 市町村連携担当 課長代理
3日本赤十字看護大学 看護学部地域看護学 講師
4東京都多摩府中保健所 地域保健推進担当課長(保健所統括保健師)
pp.64-70
発行日 2025年11月20日
Published Date 2025/11/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002403
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自治体保健師は、大規模地震災害やパンデミック等の健康危機発生時に、被災地自治体において、また、被災地自治体への保健師等支援チームの一員として活躍しているところですが、自治体保健師が平時にどのような役割を担っているのか、有事に向けてどのような演習をしているのかあまり知られていません。そこで本稿では、東京都多摩府中保健所が管内の市町村向けに実施した、災害初期に重要となる情報管理の手法「クロノロジー」研修について紹介します。

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