小特集 学生とのかかわりからみた臨床実習
臨床実習指導場面における学生と教師のかかわり[4]—再構成とグループ評価の検討
斎藤 久美子
1
,
平 典子
1
,
一戸 とも子
1
,
上野 玲子
1
,
鎌田 ミツ子
1
,
佐藤 アエ
1
,
島田 ツル
1
,
山内 久子
1
,
石崎 智子
1
1弘前大学医療技術短期大学部看護学科
pp.71-76
発行日 1983年2月25日
Published Date 1983/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907782
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はじめに
臨床実習は,学生にとって知識や看護技術を活用し,1人1人の患者に応じた看護を真剣に模索し実践する過程の中で,看護する能力や態度を養い,看護する喜びを実感できる場である.この臨床実習において,学生が主体的に自己を発揮し,より有意義な実習をすることができるかどうかは,教師のかかわり方に影響されることが大きい.
われわれは,効果的な実習指導をめざして,学生と教師のかかわり場面を再構成し,それをグループ評価することによって,教師の行動傾向について多くの示嘱を得た.1,2)
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