調査研究
臨地実習指導者の指導に関する検討
板垣 恵子
1
,
佐藤 洋子
2
,
櫛引 美代子
3
,
山内 久子
4
,
一戸 とも子
4
,
高橋 博美
5
,
村井 文江
5
1東北大学医療技術短期大学部
2北海道大学医療技術短期大学部
3秋田大学医療技術短期大学部
4弘前大学医療技術短期大学部
5筑波大学医療技術短期大学部
pp.888-894
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900437
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はじめに
看護教育における臨地実習は,教育方法として大きな意義を有する.臨地実習で学生の学びに多大な影響を及ぼすのは,実習場の実習指導体制と臨地実習指導者の指導である.効果的な臨地実習とするためには,この2つの要因に対する評価を,つねに行なっていかなければならない.
国立大学医療技術短期大学部看護学科協議会の特別委員会の1つである臨地実習委員会では,これまで各短大の実習病院での指導の実態調査を行なってきた.実習指導体制や臨地実習指導者の位置づけに関しては,すでにその実態を報告し,これらを改善するためには,病院看護部と短大が連携を深めることの大切さを述べてきた1-3).
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