特集 プリセプター制度成功のために
プライマリナースへの成長とプリセプターシップ―救命救急センターICU病棟での実践
江幡 恵子
1
1土浦協同病院救命救急センター
pp.522-527
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901728
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1990年に看護教育のカリキュラム改正が行なわれ,専門職業人として生涯を通して学習しつづけることを前提に,ゆとりを持った教育内容となって,実習時間は大幅に削減された.一方,臨床現場では医療の高度化,複雑化が進み,基礎教育と現場のギャップは大きくなるばかりである.
そのような中,新人として現場に配属された看護婦たちが,理想と現実の狭間でリアリティショックに悩むであろうことは容易に想像がつく.そこで当院では,新卒時のギャップを埋めるとともに,看護婦としての成長を図るという看護科の方針のもとに,1991年4月からプリセプターシップを導入した.
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