特集 プリセプター制度成功のために
―病棟の工夫―プリプリノートで堅苦しさをやわらげる
赤坂 美穂子
1
1湘南鎌倉総合病院
pp.528-529
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901729
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当院では,新卒者に対して1年間のプリセプター制度を導入しています.方法は各病棟によって多少異なっています.プリセプターとなる看護婦の経験年数も卒後2年目から4,5年目までと幅広く,新入職員の人数により,マンツーマンの他,稀には1名のプリセプターに複数のプリセプティがつく方法をとっている場合もあります.
毎月1回,院内教育委員会の主催でプリセプター委員会が開かれ,年間計画の立案や各病棟間の情報・意見の交換を行ない,プリセプティの育成の充実を図っています.プリセプティ育成のための主な年間活動としては,入職後2,3か月目に実施される1泊2日のリフレッシュ研修と,1年の締めくくりとして,プリセプターと一緒に作成したケースレポートの発表会があります.
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