特集 プリセプター制度成功のために
サポート体制とその実際―2つの事例から
亀井 久美子
1
,
小林 由紀子
2
1三宿病院看護教育部
2三宿病院看護部
pp.516-521
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901727
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はじめに
三宿病院は病床数281床の総合病院で,看護職員数170名,看護体系は新看護2.5対1,補助者10対1をとっている.毎年約20名の新卒看護婦が入職してくる.
当院看護部では4年前にプリセプター制度を導入した.その理由は,新採用看護婦に対する充実した教育が,その後の看護婦の成長に大いに影響し,また看護部組織の質の向上にも必要な条件であると考えたからである.質の高い看護を実践する看護婦を育てるためには,採用直後からの1年間によりていねいに関わって育むシステムをつくることが必要であるという,つまりは「鉄は熱いうちに打て」という考えからであった.
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