Japanese
English
特集 リハビリテーションとロボット
歩行訓練ロボット
Robotics for gait training.
和田 太
1
,
蜂須賀 研二
1
Futoshi Wada
1
,
Kenji Hachisuka
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
歩行訓練
,
ロボット
Keyword:
歩行訓練
,
ロボット
pp.813-819
発行日 2009年9月10日
Published Date 2009/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101589
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はじめに
近年,脳卒中者や脊髄損傷者の下肢麻痺に対して,歩行訓練を補助するリハビリテーションロボットの研究開発が始まり,臨床に応用され始めている.今後,リハビリテーションロボットが歩行訓練の場面で大きな手助けとなることが期待されている.海外では,“Gaittrainer”や“Lokomat”などがすでに製品として販売されている.一方で日本は,産業用ロボットの生産高・保有台数では,世界トップであるが,歩行訓練用リハビリテーションロボットの市販モデルは,まだ少ない.本稿では,歩行訓練用リハビリテーションロボット開発の現状と今後の方向性について述べていく.
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