Japanese
English
特集 リハビリテーション工学と福祉用具開発
リハビリテーション訓練機器
Rehabilitation training device
和田 太
1
Futoshi Wada
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health, Japan
キーワード:
訓練機器
,
電気刺激
,
装具
,
ロボット
,
BMI
Keyword:
訓練機器
,
電気刺激
,
装具
,
ロボット
,
BMI
pp.703-708
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200317
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はじめに
1970年代ごろより世界各国で工学がリハビリテーションの分野に積極的に活用することが試みられた.しかし,当時は,筋電義手や装具の動力化,機能的電気刺激などを除き,自立支援のため機器開発が主であった.近年のセンサーやバッテリーの小型化・コストダウン,制御技術の進歩は,リハビリテーション訓練機器を技術的に高度で複雑なものとし,特にロボットなどの新しい技術を導入できるようになった.本稿では,工学を生かした多くの訓練機器のなかでも,近年,話題が多い,電気刺激,先進的装具,リハビリテーション訓練ロボット,ブレイン・マシン・インターフェース(brain machine interface;BMI)について紹介する.
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