発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013179917
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症例は78歳女性で、動悸を主訴に、近医の心臓超音波・胸部X線にて胸部大動脈瘤を疑われ、当科紹介となった。精査の結果、重度の大動脈弁閉鎖不全、右冠状動脈狭窄を伴う未破裂心外型右Valsalva洞動脈瘤と診断し、パッチ閉鎖術+大動脈弁置換術+冠状動脈バイパス術を施行した。術後経過は良好で、術後16日目に軽快退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013