発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013179918
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症例は75歳女性で、20004年に狭心症に対する左冠状動脈前下行枝の冠状動脈形成術を行った際にValsalva洞動脈瘤を指摘され経過観察となった。今回、2011年10月の大動脈造影でValsalva洞動脈瘤の拡大を認めたため、手術目的で当科紹介となった。術前超音波・心臓カテーテル・CT所見より、未破裂の心外型Valsalva洞動脈瘤と診断し、瘤口パッチ閉鎖術を施行した。術後経過は良好で、術後24病日に軽快退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013