発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007291724
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55歳男性。患者は夜間睡眠時の胸部絞扼感を主訴とした。経胸壁心エコーならびに胸部CTにてValsalva洞内に限局した慢性解離性Valsalva洞動脈瘤および大動脈弁閉鎖不全症が確認され、Bentall手術が施行された。その結果、術後、冠状動脈攣縮による急性心筋梗塞から心肺停止となり、蘇生が行なわれたが、最終的に患者は術後3日目に死亡となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2007