連載 今さら聞けないビジネスフレームワーク・5
ポートフォリオ評価
石井 富美
1
1多摩大学医療・介護・ソリューション研究所
pp.444-445
発行日 2018年5月10日
Published Date 2018/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200980
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個人目標管理の評価手法として,2000年頃からポートフォリオ評価が導入されています。病院でも看護部を中心に個人ファイルを作成し,目標設定,プロセス設定などが盛んに行われました。現在もポートフォリオ評価を継続している病院は多いと思います。最近では介護職員の教育評価にも用いられており,個人面談時やスキルアップ研修への参加の指標にしているところもあるようです。医療業界では教育ツールの1つとして導入されていますが,本来のポートフォリオの使い方について説明をしていきます。
ポートフォリオは書類を運ぶためのケースのことで,「ひとかたまり」とか「目的を持った書類の束」という意味合いがあります。主に「金融・投資系」「クリエイター系」「教育系」の3つの場面で使われています。
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