連載 病院のことばとコミュニケーション――ポライトネス・ストラテジーの視点から・3
看護のコミュニケーションに活用できるポライトネス・ストラテジー―看護師へのインタビューから考える
吉岡 泰夫
1
,
早野 恵子
2
,
有満 憲恵
1
,
道端 由美子
3
1国立国語研究所
2済生会熊本病院総合診療科
3済生会熊本病院看護部
pp.200-206
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101430
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読者の皆さんは患者さんとの良好な関係を築くために,どのようなコミュニケーションの工夫をしていますか? 看護師は,患者・家族と医療者双方の理解者であり,ときには,医療チームのコミュニケーションの要となることもあります。ここでは,患者参加型医療を医療チームで実践するための医療コミュニケーションの適切化,およびスキルの向上に,看護師はどのような貢献ができるか考えてみましょう。
今回は,医療コミュニケーションの適切化に効果的なポライトネス・ストラテジーを提案し,看護のコミュニケーションにどう活用できるか,済生会熊本病院の看護師の皆さんにインタビューをしました。
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