連載 自律してケアを提供できるセルフマネージングチーム[9]
セルフマネージングチームによる経験の物語化とその共有
福井 トシ子
1
1杏林大学医学部付属病院看護部
pp.1063-1067
発行日 2004年12月10日
Published Date 2004/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100596
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前回は,仕事への関与度を高めるために必要な要因を,セルフマネージングチーム制の特徴から抽出し,(1)個人の意思決定をチームのメンバーに支えられること,(2)個人の持っているスキルを最大限に活かせること,(3)個人のスキルをチームの財産にできること,(4)問題解決をチームで行なうこと,といえるのではないかと紹介した。
今回は,「場面の再構成」というツールによって評価できる個人の成長について,場面の再構成の進め方と,セルフマネージングチーム制との関連について紹介したい。
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