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学生と共に歩むカンファレンスを—基礎実習からの考察
松村 恵子
1
1帝京高等看護学院
pp.371-375
発行日 1985年6月25日
Published Date 1985/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908110
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実習における看護体験を媒体としたカンファレンスは,相互研鑽の場として教育上,重要な意義をもっている,このカンファレンスが学生個々においてどのような意義をもつのか.また,どのような目的をもって,どのような方法をとれば,個を生かした集団としてカンファレンスの機能を発揮し内容が充実してくるのだろうか.
近森芙美子氏は,‘カンファレンスが正しく機能しているとき私たちはそれぞれの心に深い喜びをもつ.それはそこに自分が受け入れられ,また他者の考えを受けとめるということに伴う,みずみずしい心の躍動が生まれるからだ’1)と述べている.
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