調査・研究
授業研究の一試み―発問の評価を中心に
清水 恵子
1
,
日下部 浩子
2
,
伊藤 兼子
3
,
松本 幸枝
4
,
宇佐美 千恵子
5
1自衛隊中央病院高等看護学院
2都立南多摩看護専門学校
3博慈会高等看護学院
4東京大学医学部附属看護学校
5都立医療技術短期大学
pp.478-484
発行日 1996年6月25日
Published Date 1996/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901393
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はじめに
最近小中学校では,以前より授業研究が盛んでさまざまな成果が著されている.看護専門学校でもビデオテープの活用などにより,技術教育に重点が置かれた教育方法の技術が開発されている.しかし,看護教育においては,授業研究というとらえ方での実践報告は少ない.
教師はこれでよいのかと不安を感じながらも日々講義を行ない,学生の反応に助けられて看護教育方法の技術を獲得してきている.しかし,そこで得た技術を広く発表して,教育技術の発展に役立てることは少ないのが現状である.
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