連載 看図アプローチへの招待・1【新連載】
「授業に協同学習を取り入れたいのですが……」それなら看図アプローチです!
鹿内 信善
1
,
德永 基与子
2
,
平野 加代子
2
1福岡女学院大学人間関係学部
2京都光華女子大学健康科学部
pp.50-54
発行日 2016年1月25日
Published Date 2016/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200425
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協同学習のよさをもっと取り入れたい方へ
中央教育審議会に対する文部科学大臣からの諮問,「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」1)を読んでいると,これからの教育のあり方が見えてきます。今後,協同学習を重要なレパートリーとしたアクティブラーニングが,幼小中高や特別支援学校の授業に取り入れられてきます。このことはほぼ間違いありません。
その波は看護教育の領域にも確実に及んできます。幸いなことに,「アクティブラーニング」という言葉は,本誌『看護教育』のなかで,これまで何度も取り上げられてきました。さらに「協同学習」は,安永の『活動性を高める授業づくり 協同学習のすすめ』2)や本誌の諸企画によって看護教育の世界に広く浸透しつつあります。実際に協同学習の研究会に参加すると,看護教育に携わっているたくさんの先生方にお会いします。また,協同学習を取り入れた看護教育の授業も参観させていただいたこともあります。
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