連載 電子カルテシステム導入と看護学実習─昭和大学保健医療学部の取り組み・2
学生の主観的評価からみた学習効果―電子カルテを活用した看護過程の展開
山室 八潮
1
,
中山 和美
1
,
石原 昌
1
,
城丸 瑞恵
1
,
宇佐美 千恵子
1
,
寺田 眞廣
1
,
大崎 千恵子
2
,
小塚 和人
3
1昭和大学保健医療学部看護学科
2昭和大学横浜市北部病院看護部医療情報担当
3昭和大学横浜市北部病院医療情報部
pp.158-161
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100013
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はじめに
第1回では,電子カルテに関する学生へのオリエンテーションの実際や実習中の電子カルテの使用状況,操作状況を中心に紹介した注1)。この看護学実習を開始するに当たっては,臨床側も教員も様々な不安や課題が予想されたが,学生への十分なオリエンテーションを行い実習環境を整えることで,いくつかの課題が改善できたことが明らかになった。第2回は,平成15年度の調査結果を中心に,学生が電子カルテを活用することの有効性や実習における学習効果に焦点を当て紹介する(用語は第1回の定義に準ずる)。
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