--------------------
編集後記
大家 基嗣
pp.960
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102162
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
今年の内分泌外科学会は関西医科大学の松田公志教授が会長で,大阪千里で行われました。懇親会は会場内のポスターを見ながら行われ,和やかな雰囲気の中,学術的にも充実した会でした。会場に隣接した阪急ホテルは予約がとれず,秘書がとってくれた別の阪急ホテルは学会場から少し距離があり,ホテルにチェックインした時はすでに深夜でした。
翌朝寝ぼけながら,レースのカーテンをあけて窓の外を眺めた瞬間,眼の中に飛び込んできたのは「太陽の塔」でした。そうか。このホテルは万博の会場跡地に隣接して建てられて当時話題になったホテルであったことに気づきました。自分の頭のなかで,視界に入った建造物が太陽の塔であることを認識するのに時間を要した気がしました。それと脳が認識するには太陽の塔という名称が必要であり,名前がわかることによって,脳は認識を終えて「安心」したことがわかりました。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.