発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2005290831
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3歳男児.患者は生後1ヵ月検診にて心雑音を認め,近医で肥大型心筋症の診断を受け経過観察されていた.今回,徐々に心拡大が進行したため,著者らの施設へ紹介入院となった.精査の結果,先天性大動脈弁上狭窄と診断され,心カテーテル検査上,手術適応と判断した.大動脈造影ではST junctionに一致して全周性・限局性の上行大動脈狭窄を認め,3冠洞形成術を行ったところ,良好な術後経過が得られた
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