手術の工夫
穿刺器具を併用した2ポート法による原発性自然気胸の胸腔鏡手術
坪島 顕司
1
,
的場 保巳
,
佐藤 雅信
,
小林 巌
,
大上 博章
,
渡部 宜久
,
大野 徹
1高砂市民病院 外科
キーワード:
気胸
,
胸腔鏡法
,
穿刺
,
入院期間
,
手術時間
Keyword:
Length of Stay
,
Pneumothorax
,
Punctures
,
Thoracoscopy
,
Operative Time
pp.210-213
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013179911
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当科で原発性自然気胸に対し2ポート法による胸腔鏡手術を行った11例の成績を、3ポート法で手術を行った20例と比較検討した。その結果、手術時間、術後ドレーン留置期間、術後在院日数は両群間で有意差を認めず、出血量も全例が軽微であった。また両群共に重篤な合併症を認めなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013