発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007291730
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77歳女性。患者は呼吸困難を主訴に近医を受診、胸部X線にてうっ血性心不全を指摘され、著者らの施設へ紹介入院となった。入院時、心不全治療を開始し、精査の結果、弓部大動脈瘤の肺動脈穿破による心不全の確定診断に至り、弓部全置換術+肺パッチ閉鎖術が施行された。術中、肺内出血を来し、呼吸機能の回復にやや時間を要したものの、患者は術後35日目に軽快退院となった。
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