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編集後記
中村 春基
pp.716
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202590
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本日(5月24日),石川 誠先生(医療法人社団輝生会会長)の訃報が入った.先生は回復期リハ病棟の産みの親であり,創設から20年余,回復期リハ病棟は今ではリハ医療の屋台骨を支える病棟として多くのOTが従事している.あらためて石川先生の志を胸に一人ひとりのOTが真摯に臨床に向き合うことが何よりの手向けとなろう.早すぎる逝去が残念でならない.
最近,訃報に接するたびに,2年先,5年先どのようなことをなすべきかよく考える.職能としての中長期的な目標は,養成課程の修業年限4年以上の実現,研修の義務化,登録制・更新制の実現,最終的には法の改正であるが,いずれも5年先に目鼻がつくか? しかしながら,第一歩を踏み出さないと何事も成就しないと思い,取り組んでいる.
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