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編集後記
宮崎 明美
pp.1394
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201554
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豪雨,台風,そして地震.日本のいたる所で自然災害による苦しみや痛みを感じた年だった.気がつけば,はや晩秋.本誌も12月号になっていた.
今月の特集は「作業療法士の教育」である.今回18年ぶりに“指定規則・指導ガイドライン”が改正された.養成校においても実習地においても,大きな改正である.苅山氏は“作業療法参加型実習として手本となる作業療法が普段から実践されていることが不可欠”としている.今,筆者は福祉の側から医療の領域を見る位置にあるが,この文言の重みを強く感じている.誰が担当になっても対象者が満足を得られるようになってほしい.個人の資質は大きいところであるが,OT教育の課題でもある.今回の改正は厳しいようでもあり,期待するところでもある.
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