連載 訪問看護で出会う“横綱”級ケースにくじけないための技と型、教えます・5
「訪問看護やめます」と電話で伝えてくる人
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり奈良
pp.180-184
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200458
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突然の拒否
皆さんも、少なからず利用者から拒否を受けた経験があると思います。「バカにされた」「押し付けられたような感じだった」「キチンと対応してくれなかった」などを理由に「訪問看護やめます」と電話がかかってきた経験を私も持っています。
通常は訪問した支援者と対話してもらうことで、言葉の掛け違いや誤解は解消していきます。しかし、自分には非がなく、相手側の言動だけに問題があると考えている利用者の場合は対話の余地がなく、支援者との関係を一方的に遮断しようとしてきます。今回は、このような時の対応技を紹介します。
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