調査研究
精神看護学臨地実習における当院の指導体制と実習指導者の役割
佐川 朋美
1
,
坂入 和也
2
1茨城県立友部病院
2元茨城県立友部病院
pp.378-383
発行日 2000年5月25日
Published Date 2000/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902259
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実習の受け入れ状況と指導体制
1997(平成9)年度に3年課程の看護婦養成所,1999(平成11)年度に2年課程の看護婦養成所の看護教育カリキュラムが改正になり,精神看護学が一本化したことは,精神看護に携わる者としては長い間の裏方稼業が実って晴れて表舞台へといった心境である.しかし,養成所側では,精神看護学を担う看護教員の不足や実習施設の確保等に苦慮されたことだろう.
当院は1950(昭和25)年5月に精神科単科の病院として開設し,現在は,定床611床.1960(昭和35)年から看護学生の実習を受け入れ,現在は,看護系大学,看護婦3年課程,看護婦2年課程と年間を通して8校の実習を受け入れている.その他に高校の衛生看護科,准看護婦養成課程の1日実習も5校受け入れている.
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