連載 これからの臨床現場を支えるために COVID-19を経験した米国の看護現場から・26
安全な職場環境づくりに向けて,職場における暴力の解決を進める
岩間 恵子
1,2
1ペース大学
2マウントサイナイ モーニングサイド病院
pp.164-167
発行日 2024年2月10日
Published Date 2024/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202598
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ここまで,職場における暴力として問題視されている,ワークプレイス・バイオレンス(workplace violence:WPV)について考えてきました。今回も引き続き,このトピックについて掘り下げていきます。
前回は,WPVの発生にはいくつかの要因が関係していることをご紹介しました。これらの発生要因を理解することで問題解決の糸口を導くことができるためです。現在は各医療機関や看護協会などのさまざまな場において実際に対策が取られていますが,解決を妨げる壁も存在しています。
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