連載 職員の安心を支える病院デカ・23
院内暴力対策委員会でめざす安全・安心な職場づくり
荒木 義行
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1社会福祉法人 聖隷福祉事業団総合病院聖隷浜松病院 経理課
pp.1023
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102932
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院内暴力対策委員会の活動
聖隷浜松病院(以下,当院)では,県警OBの職員は本職が初めてである。入職と同時に当院内に医師,看護師,事務職の各代表をメンバーとした「院内暴力対策委員会」(以下,委員会)が発足し,月1回,会議を開催している。
病院勤務の医師や看護師は,日頃から「自分の仕事は患者のケアである」との思いが強い。暴力を受けても「許さなくては」と考え,理不尽なことを我慢してしまう傾向を強く感じる。
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