特集 東京女子医科大学の3医療施設と看護学部のコラボレーション プリセプターシップの再構築 熟達者の実践と新人の豊かな感性から学び合う教育体制
—【プリセプターシップの実際】—新たなプリセプターシップ制度における「熟達者」の学び/[コラム]—【熟達者(プリセプター兼クリニカルコーチ)の視点から】—熟達者プリセプターがプリセプティーから受けた「最高の承認」
若林 留美
1
,
中元 宏美
2
1東京女子医科大学病院看護部
2東京女子医科大学病院看護部 集中治療室(ICU)
pp.779-783
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201952
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東京女子医科大学の3医療施設が2017年から導入した新たなプリセプターシップ制度の大きな特徴は,プリセプターをキャリアラダーレベルⅢ以上の熟達者が担うことにある。
筆者らは,3医療施設に所属する熟達者に対して,新人と共に行った看護実践や,プリセプターの役割から学んだことなどについて,半構成的なフォーカス・グループ・インタビューを実施し,その分析結果をもとに熟達者の学びを研究的に明らかにした。本稿ではこの研究成果を共有するとともに,プリセプターを務めた熟達者のコラムを併載する。
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