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透析看護実習の実習効果
山下 タケ子
1
,
草野 順子
1
,
森田 迪子
2
1富山市立看護専門学校
2富山市立富山市民病院
pp.759-763
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908296
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はじめに
医療分野の細分化に伴い,看護の分野も専門分化が著しい.中でも透析看護は比較的早く専門分化したといえる.基礎看護教育の限られた期間(本校は全日制の進学課程)に,専門的な看護技術を習得させることは不可能である.しかし,卒後にそれらの分野で腰をすえて取り組める基礎的な知識・技術・態度を身につけさせることは,基礎教育に携わる者の役割であると考える.
今回の人工透析看護実習は,成人看護学の中でも大きな比重を占める内科看護実習の一部として実施している.看護を展開するには非常にむずかしい分野であるが,臨床側の全面的な協力を得て,実習効果をあげることができたので報告する.
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