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自主訪問を取り入れた総合看護実習—各分野からの協力体制が得られた状況を通して
佐々木 千秋
1
,
橋本 昭子
1
,
村山 由起子
1
,
玉置 澄子
1
,
副島 より子
1
1八幡製鐵所病院看護専門学校
pp.753-757
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908295
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当校の特性
当校は大正2年に八幡製鐵所病院看護婦養成所として成立されて以来,73年の歴史をもち,八幡製鐵所の発展とともに歩んできた看護婦養成機関である.
八幡製鐵所病院は企業と一体となって従業員の健康問題に取り組むと同時に,地域住民への医療サービスにも努めるベッド数453床の総合病院(精神科を除く)であり,当校の卒業生は全員八幡製鐵所の従業員として病院へ就職する.また,八幡製鐵所の協力会社として,産業労働者の健康管理を行う施設(九州健康総合センター)が病院の近くにあり,この病院との関係が深い.このように,企業と病院と保健施設の関連を背景にもつ中での実習で,総合看護を学ぶには恵まれた環境にあるといえる.
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