特集 続・臨床実習に学ぶもの—病院側から
臨床指導者からみた看護教師と自分自身—実習指導に対する一考察
大西 文子
1
,
山本 澄子
1
,
山田 静子
1
1藤田学園保健衛生大学衛生学部衛生看護学科
pp.863-868
発行日 1987年9月1日
Published Date 1987/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921803
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はじめに
現代の看護教育では,単なる看護技術の修得だけでなく,看護の対象となる人間に対して科学的根拠を持ち,統合的に把握した看護を展開させる教授法をとっている.
この看護教育において,臨床看護実習(以下,臨床実習)を通して学ぶ体験学習は重要な学習形態の一つであり,学生の自己啓発の場としても大きな位置を占めている.この体験学習,つまり臨床実習において学生をいかに看護の教育目標に到達させるべきか,指導する立場から真剣に取り組まなければならない.
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