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臨床実習における看護技術経験の一考察
工藤 ハツヨ
1
,
梶田 悦子
1
1名古屋大学医学部付属看護学校
pp.430-438
発行日 1980年7月25日
Published Date 1980/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907461
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看護教育における臨床実習は,講義と演習,実習で得た技術を看護の対象に適切に実践・展開して,実地教育の効果をあげる重要な場である.これらについては,これまでいくつかの文献がある.1〜4)我が校においても,看護学の授業時間数2805時間のうち臨床実習に1860時間(66.3%)をあて,成人・小児の実習には1440時間を費やしている.しかし卒業の時点においても,看護技術に対して自信のなさ・未熟さを訴える学生や,未経験項目を残したままの学生もいることから,臨床実習における看護技術経験の実態を知る目的で調査・検討を行ってみたので報告する.
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