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看護教育における解剖実習の一考察—解剖実習に教師はどうかかわるか
西嶋 敬子
1
,
米田 純子
1
,
藤田 美津子
1
,
羽嶋 則子
1
1山口大学医学部付属看護学校
pp.187-190
発行日 1980年3月25日
Published Date 1980/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907426
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はじめに
看護学生で修得したい必須の知識として,人間の正常な発育・構造・機能があるが,その構造については,専門科目の解剖学によって修得できる.
本校(山口大学医学部付属看護学校)では,従来より解剖学講義終了後,解剖学教室の協力のもとに,解剖見学実習を行ってきたが,実習中の指導のほとんどを医学部教官に依頼してきた.看護教師自身,解剖実習は踏み込めない領域だと思い,何か看護に役立つだろうという仮定のもとに実施していて,明確な解剖実習目標を持っていなかった.
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