共同研究
よりよい看護をするために—結核看護法グループ研究より
松野 かほる
1
,
鳥飼 リリ
2
,
市川 敏子
2
,
小林 フユ
2
,
富田 二三枝
2
,
平野 イツエ
2
,
古田 享子
2
,
向田 瑠美子
2
1国立公衆衛生院
2昭和37年度厚生省主催幹部保健婦助産婦看護婦講習会結核看護法グループ
pp.49-56
発行日 1964年2月1日
Published Date 1964/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905250
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はじめに
結核患者は一般疾病患者と異なり長期の療養を要するため,単に身体的な面ばかりではなく,他にいろいろな因子と連なりをもっている。
患者が正しい療養生活を送り,一日も早く治癒するために,私たちは一層広い視野にたって,よりよい看護および保健指導のあり方をみいだしていかなければならないと考える。そこでわが国の結核の実態,医療の現状,結核対策から,「最近の結核の動向」をつかみ,さらに個々人の看護計画をたてる基盤となる「結核患者の全ぼう」をとらえるため患者の個人票を作成した。
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