連載 こんにちは患者会です
セルフヘルプ・グループ研究会
pp.194
発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100927
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活動の特徴
本欄で毎号紹介されているさまざまな患者会はセルフヘルプ・グループ(Self-help Group)の側面を持っています.当会は患者会・家族の会をはじめとするセルフヘルプ・グループへの理解を深めるためにつくられた会です.「研究会」の名は冠していますが,研究だけではなく「当事者とともに考える会」とご理解ください.
本誌とも浅からぬ縁があります.久保紘章(法政大学教授)が本誌に「自立のための援助論-セルフ・ヘルプ・グループに学ぶ」(第50巻7号~第51巻12号,1986‐87年)を連載したことがあり,その後にこの研究会が発足しているのです.参加者の報告が中心ですが,患者会・家族の会などの当事者や家族の方たちをお招きし,お話をうかがうこともあります.2002年の6月には例会が通算100回を超えました.参加者20名前後のこじんまりした会なので,率直な意見交流ができるというのが何よりの特徴です.
主なメンバーは福祉関係者,医療職,大学研究者・学生,当事者などです.なお,当会の活動から次の3冊の本が生まれています.
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